すっかり冷たくなった川風の中で
堤防の道を 家族でそぞろ歩く
沈みそうな晩秋の夕日を背に
三つの黒い影法師が
野原の上に 長く伸びる
左の長い陰が 父さん
その右の長い陰が 母さん
そして
そのまた隣に
小さな私(愛犬M)の陰
立冬を過ぎ 冬始め
やがて 冬至を迎える
冬至直後は 私Mの誕生日
その頃 私らの陰は
どのくらい伸びているかしら
堤防の道を 家族でそぞろ歩く
沈みそうな晩秋の夕日を背に
三つの黒い影法師が
野原の上に 長く伸びる
左の長い陰が 父さん
その右の長い陰が 母さん
そして
そのまた隣に
小さな私(愛犬M)の陰
立冬を過ぎ 冬始め
やがて 冬至を迎える
冬至直後は 私Mの誕生日
その頃 私らの陰は
どのくらい伸びているかしら