good! カエルのぶろぐ

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Pain Index (痛度・痛み指数)

2008年05月27日 23時39分39秒 | Weblog

ぅううぁあああ~!!
 
突然の叫び声に
家内は驚き眼を覚ました

横には おじさん亭主が居る

亭主は 最近五十肩らしく
昼も 夜も ひどく肩を痛がっている

殊に 今回の痛みは 格別らしく
深夜に 何度も そんな叫び声を上げた

本人は あまりよく覚えてはいないのだけれど
側に寝ていたかみさんは 唯一の被害者だ!

よし 今日こそ病院に行こうと決めたが
仕事やらに追われて 明日受診することにした

ああ この痛みは 何に例えよう
ああ この痛みは なんとしよう

ある病院で 痛み指数とやらを知ったが
五段階とか 十段階とかあるらしい

ああ 昨夜の痛度(指数)は 
7、8度くらいではなかったか?
腕をもぎ取りたい位の痛みであった

今日も 今も
病院や 自宅 そして 野外で
様々な痛みに 呻きながらも耐えて
生きている人たちがいる

ああ そんな人たちにこそ 幸あれ!
と その痛みや辛さを知ればこそ
私は 痛みに耐える人たちのために
心静かに お祈りしたい… 
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いちばん綺麗なとき

2008年05月26日 21時51分31秒 | Weblog

街を歩めば
あれは花か と 
見まがうばかりに
輝く女性とすれ違う

ため息出るほど
綺麗に着飾った
お洒落な女性に
つい見とれてしまう

今こそ 私が 
いちばん綺麗なとき
そう誇っているかのような
輝くばかりの彼女たち

すらりと伸びきった手足
花びらのような装い
風になびく長い髪や
こざっぱりした爽やかな短髪

ああ この娘(こ)たちは
また新たな時代の中で
いちばん綺麗であれと
全身で 花びらと化す

PS 私がいちばん綺麗だったとき あの戦争で 精一杯には輝くことができなかった 
詩人・茨木のり子さんは あの有名な詩で そんなことを書き綴っておられた
私の娘たちは 果たしてどれくらい輝いているだろうか 
あなたは 精一杯に輝いていますか
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噛(か)み合わせ

2008年05月26日 13時43分13秒 | Weblog

今 歯の調子が悪くて
歯科医院に通っている

治療後 噛み合わせがよくないと
何だか いつまでも気になる

昨夜 ある仕事が終わり
打ち上げをしたが
同僚と話すたびに 
少しずつ話が噛み合わず
奥歯にものが挟まったようで
何だか変な感じだ

歯の治療で
歯医者さんは
噛み合わせ具合いをみるために
カーボン紙みたいな物をかませ
ガチガチ ズズズとか言わせる

そうして 
少しでも食い違っていると
歯科医は 磨きマシーンで 
キュイーン キュイーンと
何カ所かを 何度も磨く

誰かと 話が合わなけりゃ
思考にペーパーを挟んで
噛み合わせを確かめるんだ

それから
相手の出方を窺いながら
話の流れを変えたりするんだ

噛み合ないままお開きになったら
後で 何だか 気になるからね

かみ合わせって ほんとに難しいね!
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溢れる泉

2008年05月26日 00時58分52秒 | Weblog
春も過ぎ

初夏が訪れ

雨 多く降り

やがて 崖や低地に

泉の水が 溢れて来るだろう


水は どんな隙間からも溢れ出る


泥で塗り固めても 徐々に漏れ出て


やがて また元の泉に戻る

清らな水は たれにも封じようがない


その水の行き場がある限り

その水を待つものが居る限り

何ものにも その水を

封じ込めることはできないのだ
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ゾロは おらんか?

2008年05月17日 02時43分26秒 | Weblog
ゾロは おらんか?

どんなときも 

困っている人を助けるという

かっこいいゾロはいないか?


ゾロは おらんか?

ぼくが生まれた年の
 
百年以上も前に活躍したという

スーパーマンのようなゾロはいないか?


ゾロは おらんか?

家族をとても大事にし

奥さんや子どもを心から愛したという

そんな男らしいゾロはいないか?


ゾロは おらんか?

勝ち組とかいう者だけを大事にするこの社会を

気持ちがささくれ立って

女性や子ども 立場の弱い人に刃を向けてしまう

ガサガサしてて 哀しいこの社会を

世直ししてくれる そんな頼もしいゾロはいまいか?


ゾロは おらんか?

この世で 何が大事で

家庭では 何が大切で

本物の愛情がどんなものか

教え導いてくれる者はいないのだろうか?!
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願はくは…

2008年05月15日 23時17分06秒 | Weblog
願はくは 花の下にて

と 西行法師は謳って

成就され 言葉通りに

サクラの花の下に永眠されたとか…


私ならば どんな願いを立てるだろう

季節は 春か 秋か

はたまた 初夏か…

春や秋も悪くはないが

やっぱり 私は

爽やかな風吹く初夏がいいなあ

涼やかな花も いっぱい咲くし

若葉も綺麗だし…

願はくは 初夏の花の下にて…

しかも 吹き渡る初夏の風の中で


なあんて 風と音楽が 

あんまり心地よいから  

ナイスミドルの真ん中で

取り留めもないことを考えた…
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母の日に

2008年05月12日 00時02分03秒 | Weblog
母親は 
子どもの歳の数だけ
母親をつとめる

いいや 正確には
我が子を宿した日から
母親の自覚はできてくるのかもしれない

母と子は 同じ月日を歩んでゆく
同じ人生 同じ生活ではないけれど
歩む月日は 同じ数…

母親の働きを賃金に換算すると
何と1千万円にもなるという…
そんな働き手を 父親は雇えるだろうか
少なくとも この私にはどだい無理である

母親だって 初めは新米ママだった
そんな母親への欲求は
ずっとずっと過大であった…

でも 永い歴史の中で 母親は 
いろんな理不尽なことにも耐え
我慢もし そして 時には抗い 
戦ってもきたのだろう…

母親の無償の愛は 確かに尊いが
そのことを決して無理強いしてはいけない
期待するのも 負担になるだろう…

母親としての人生 そして 
一人の女性としての人生の狭間で
どれだけ多くの女性が悩み苦しんできたことだろう

男の私には なかなか分からない悩みや辛さ
そして 母親としての喜びや安堵感…

喜寿を過ぎた我が母親と
やがて 母親業が三十一年になる家内の
それぞれに歩んで来た道を
私は 一人深夜に 振り返っている
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まもる

2008年05月11日 00時17分33秒 | Weblog
守る
だから 気を張って生きるのだ

守り 守られる
だから 信頼し
安心して 生きられるのだ

自分だけで 守る
だから 人との関わりに
過剰に反応してしまうのだ

守りそうで 守ってくれない
だから 疑心案儀が生まれ
自己防衛策を講じてしまうのだ

互いを 守り 守られる
そんなだったら 私らは
安心して 生活まで任せ
ギスギスした気持ちから
オサラバできるのだ!

守るべきものが 守ってくれず
守られるべきものが 
自ら守ろうと無理をするから
安穏だったこの社会が 
ギシギシと妙な音を立て始めたのだ

PS 私ら大人は おおよそ守るべき立場にあるし
また 守られるべき立場にもあると思う 
 尚 このコメントに対する論争は ご容赦ください
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初夏に うなる

2008年05月10日 11時10分39秒 | Weblog

ゴー というか ヒューというか
言葉では言い表せないないような
不思議な音を立てて
初夏の嵐の風が吹く…

緑いっぱいの公園や庭の中を
青嵐は 時折駆け回り やがて 
山か川か どこかに去ってゆく…

うなる

この人の世も
どこに向かって行くのか
行き先定まらぬ初夏の嵐のように
迷っているかのようだ…

一人一人を試すかのような嵐は
まだしばらくは吹き続けるのだろうか…

外は 風雨が まだ止まずに吹き荒れている
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呻き声

2008年05月09日 00時48分06秒 | Weblog
我が家の小さな池で
今年も 蛙が鳴き出した

ああ そろそろ初夏なんだなあ

公園や庭では アヤメやポピーも
咲き出したし…

虫や鳥たちも 元気に
青空の中を 飛び交っているね

ああ 初夏は 
すぐそこに来ているんだろうね


蛙や鳥たちの鳴き声は
かわいいけれど
今 ヒトの社会のあちこちで
何やら辛そうな呻き声がする

職を無くした人や
収入を減らされた人
職場で怒鳴られ我慢している人
配偶者がなかなか見つからない人
かけがえのない大事な家族を亡くした人
事故や事件や圧力で傷ついたり
悲運や非道なことで 命まで奪われた人 

ああ ここにも そこにも
うめき声が 聴こえてくる

悲しみ 怒り 絶望の呻き声が
私に あなたに 伝わってくる…
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