またあの時期がやって来た
あの音を聞くたびに ドキッとした
あの頃から 既に十年は経っただろうか
今年は 川沿いの堤防を散歩していても
あまり気にはならなかったのが
自分でも意外で 当時のことを
静かに振り返った
センター試験
近くの大学から毎年響いていたチャイムの音
長女の時は
親子で初めての経験で
私は 堤防の上や家の中で 無心に祈った
次女の時は
やはり慣れはしないもので
家の中や堤防の上で 真剣に祈った
その後の数年間は
そして 今
PS ２０１１．１．２２草稿中
またあの時期がやって来た
あの音を聞くたびに ドキッとした
あの頃から 既に十年は経っただろうか
今年は 川沿いの堤防を散歩していても
あまり気にはならなかったのが
自分でも意外で 当時のことを
静かに振り返った
センター試験
近くの大学から毎年響いていたチャイムの音
長女の時は
親子で初めての経験で
私は 堤防の上や家の中で 無心に祈った
次女の時は
やはり慣れはしないもので
家の中や堤防の上で 真剣に祈った
その後の数年間は
そして 今
PS ２０１１．１．２２草稿中
祈る
私は 奇跡を祈る
自分のために奇跡を祈る
他者のために奇跡を祈る
祈る
私は 奇跡を祈る
誰に祈るかって？
神様か 仏様か
それとも 天か宇宙か
何にであろうと 私は無心に祈る
幸福の尺度は
皆それぞれに違うが
誰もが
自分なりの幸福(しあわせ)を求めている
奇跡は 待つべきものか
はたまた たぐり寄せるものか
奇跡は何処にあるか
奇跡はどんなものか
何かが足りなくて
何かが多すぎて
いろんな壁に突き当たり
我らに争いが絶えず
人々は 運や能力差がありすぎるようで
直ぐそこにある光が見えず
希望も抱けず ただため息のみが漂う
私に あなたに あの人に
幸せが訪れるという奇跡は
起こるのか 起こらないのか
それは 誰にもわからない…
それでも 私は まだ来ぬ奇跡を祈る
もしかして 直ぐ側にいるかも知れない奇跡を
PS 2011.1.3 草稿 1.22 改稿
