秋の文芸(その6)🍁短歌
金木犀、蜻蛉(トンボ)、蛙 🐸爺の「ケチな性分?」など
( トンボがいない河川敷 10/21 )
🍁秋風に運ばれて来る仄かなる
金木犀の甘き香りが
※10/21 自転車に乗り 堤防道を
走っていると どこからともなく 仄かに甘やかな香りがするので 辺りを見るけど 金木犀の姿は見えない きっと 遠くの庭や公園に植えてある金木犀が 枝いっぱいに あの控えめな黄色い花を 咲かせているのだろう
🍁姿なく香りだけが漂ひて
鼻に微粒子金木犀の
※10/21 煙や水蒸気のようには 花粉の塊が見えず ただ香りの微粒子だけが 遠くまで運ばれて漂って来る
🍁普段なら通り過ぎてる公園の
片隅で咲く金木犀が
※10/21 清楚で甘い匂いがなければ 密やかな黄色い花がなければ 普段は気づかないで 通り過ぎているだろう「金木犀の樹」。年に一度だけ その存在を そっと知らせる控えめな金木犀。こんな人や生き物・草木は 他にもあるだろうな。
🍁寒波来る昨日飛んでた蜻蛉たち
いつの間にやら姿隠して
※10/21 つい先日までは 真夏並みの陽気だったが 日本列島は あっと言う間に「冬季」に突入した 地球温暖化(沸騰化?)でか 多くの地域で 気候が極端化して来て 一番過ごしやすい春や秋の気候が 短縮化して来て 味わい楽しむことなく いきなりの夏や冬が 列島を覆う
昨日まで 河辺の空を 盛んに飛んでいたトンボたちが 今日は あっと言う間に その姿を隠してしまった 今は 何処に居るのだろうか?
🍁バサバサと慌て飛び立つバッタたち
野道を歩く靴に驚き
※10/21 短い秋に焦っているバッタたちは 今日も慌てて 餌を食べ 繁殖にも忙しそうだ そんな中を たまに私らが 野道を通るものだから バッタたちは さぞや慌てて 踏まれまいと 捕らわれまいと 近くの草木まで飛んで逃げるのだろう
🍁風の音たまにきこゆる鳥の声
他には何も聞こえぬ野道
※10/22 ここは河川敷の野原。道路や建物から遠く 聞こえる音は 風の音や たまに聞こえる鳥たちの鳴き声のみ‥。野原の大岩に座って 風の音や 鳥たちの声を聞いていると 心が無になる
そして ウクライナの南部や東部、それに ガザ地区での爆音や 避難時の喧騒、罵声や悲嘆の声などを想像すると 痛心に耐えず 悲痛さは 想像するに余りある‥。
🍁蛙 🐸爺(じい)ケチな性分?難①に
難② ありて出し渋る癖(くせ)
※10/21 オマケに 頻②、少②まで
ついて回るから 始末におえない
※ なお、① は 便 で ② は 尿 です
些かビロウな話ですみませんが でも
生きる上では とても大事なことですので 悪しからず‥
10/21 の深夜は 3回も用足しで 余儀なく起きてしまった(午前3時、5時、7時)
前の晩に 油断をして 飲み物を取り過ぎたようだ 今夜は 水分摂取に気をつけようと思う 翌る日の22日は 何とかクリアできてホッとした😅