ある秋の日に
ある病院で
瞳(め)の綺麗な人に会った
ある用件で話していると
見つめるうちに
だんだんこちらの方が
何だか気恥ずかしくなるほど
ピュアで 綺麗な瞳をした女性だった
ぼくは 初め
駆け出しの看護師さんだと思っていた
でも 話すうちに その人が
ドクターであることに気がついた
今朝は その人に会いたいような
気恥ずかしくて会いたくないような
へんてこな気分で顔を出した
けれど 今朝は
その人の姿を見かけなかった
何だかほっとしたような ちょっぴり寂しいような
へんてこりんな気持ちで ぼくは その場を後にした
PS シニアのおじさんの戯言?だと思って ご笑覧ください