時代錯誤の大国たち
コロナ禍の最中に
( 野の花と蝶 5/30 )
現在進行中のコロナ禍で
まだ 過去の去年までの栄光に
しがみ付いている国が幾つかある
コロナ禍のどさくさに
軍拡に専念している愚弄な国
パンデミックを招き
世界的なコロナ禍に陥った今でも
自国ファーストばかりを叫んで
連帯を拒み 一日も早い収束を
願っていない愚かな国が幾つもある
医療用物資を
早々に買い占め
更に それらの医療用物資を
外交の取引に使うという強欲な国
でも さすがに
ワクチンや治療薬の世界共有は
困難な課題だ
ほぼ世界同時のパンデミックだから
どうしても まず自国を優先し
他国に配給する国は皆無だろう
それでも かなり落ち着いてきたら
コロナ禍の後発の国や
経済や医療面で困窮している国には
いくらかゆとりが出てきた国は
できる範囲ででも支援すべきだろう
もしもその支援をしないのならば
その国は大国でも先進国でもないと
後年 世界中から指摘され
良識者から非難もされるだろう
他国や他自治地域への高圧的な介入は
言わずもがなだ
時代錯誤の極みだと思う
今のコロナ禍が一応収まるころは
(終息や壊滅はしないと思われる)
そんな我利我利の?国は
世界の国々から弾かれていくだろう
グローバル化の世界から
緩やかな連帯の世界へ
極端な反グローバル化の世界よりも
穏やかで共生的な世界の方を
強権的な国から 寛容な国へ
ps 2020.5.27 草稿
インターネットの世界的な普及で
時の政府の言いなりにはならない
現代の国民や民衆
ややもすれば
危険なポピュリズムを招きやすいが
だが 政府や他国が
国民や自分たち民族に
不利益なことを押し付けようとする時
声なき声を上げ 連帯する術としての
SNS は大変有効だ
意識しているいないに関わらず
今の情報合戦は 第三者にとって
非常にわかりにくく判断にも迷う
とにかくうまくまとめ
インパクトのある表現をしているし
ある意味とても巧妙であるとも言える
それで それらに接する側は
知ってか知らずでかに関係なく
いろんな情報や考え方が
いつの間にか刷り込まれている
だから 時代錯誤の思考や思想を
擦り込もうと企てる時の政府や
情報メディアに対しては
慎重に接する必要があると思う
それらの情報発信者・団体が
依って立つものは何か? と
常に詮索し自問する必要がある
だから 我ら情報を受ける側も
耳に快い発言やニュースにばかり
深入りするのではなくて
時には不快にもなろうが
いろんな意見や主張にも
接することが必要であると考える
独りよがりを避けるためにも
時代錯誤の呪縛から
解放されるためにも