ポエムのたまご～春の巻

　そうやすやすと…（ポエムー１）
そうやすやすと
神様は　おまえを
生きる苦しみから
解放はしてくれないようだ

二人の子どもが
やがて学業の一区切りを迎え
一安心しようとした刹那
仕事で難問が生じたようだ…

なんともはや！　である

そうやすやすと　
人生に満足させてなるものかという
神様の思し召しが見えたようで
カエルは　ふっとため息を吐きました

PS　２００７．３．２３草稿中です

　　上がればいいの？　（ポエムー２）
大都市の地価が上がって
テレビでは　
バブル以来と言って
ひどく騒いでいるが
地価が上がるって　
そんなにいいいことなんだろうか
しかも　大都市だけ…

よもや
あのバブルの空虚なムードを
忘れたんじゃあないだろうねえ

東京では　
でっかくのっぽな建物が
雨後の竹の子のように
どんどんできているが
百年後も　みんなが　
敬意を持って見上げるようなものが　
自分も住みたくなるようなそんなビルが
果たして何棟残るんだろうか…

百年後の孫子に自慢できる
そんな建物は幾つあるんだろう

PS　２００７．２．２３草稿　まだ内容や言葉がこなれていません　取りあえずカキコしました

デュアル・ライフ～桜の開花に

去年　新しいマックを買って
今年　ウインドウズも入れて
デュアルOS（PC）にした

初めは　うまくいくか
心配でハラハラしたが
あんずるは産むが易し？で　　
小さなトラブルはあれど
結構うまくいき
サクサクと働いてくれている

それも
ショップのスタッフのお陰でもある
何度店に行き相談しただろう

マックのHDの容量が多くないので
外付けハンディHD（BOOT可８０）を
使うことにしたが　ソフトの認識で
まだ少しトラブルが残る

でも　試行錯誤で何とか解決するだろう

ぼくのパソコン経歴　デュアルになった
ぼくの人生もデュアル・ライフ

今日は　夕方愛犬モコとの散歩の帰り
近所の川端で初めて桜の花を見つけて
先週や今週のハードスケジュールも忘れ
何だか　心がふんわりとなった…
春本番は　もうすぐだね
PS　２００７．３．２０草稿

気付き

駄目はダメって
何回 両親に言われただろう

駄目はダメって
何度 娘たちに言って来ただろう

いい顔するのは易しいけれど
敢えていやな役するのは シンドイことだね

でも 誰かがその役しなくちゃ
互いに成長できぬ

今年も寒い冬は過ぎ
ゆるゆると暖かい春がやって来た

春になると
草木や生き物たちが 目を醒まし
いろんな活動しだすけれど
ぼんやりと見ているだけでは 気が付かぬ

常日頃
眼や心のアンテナ張っていなくちゃ気が付かぬ

親や人様の深い好意や心配だって
いつも心のアンテナ張ってなくっちゃ
あなたは気が付かぬ

PS 2007.3.18 草稿　　携帯から送信後一部編集

休日のお昼前

ゆっくり回るよ　休日の時間

休日のスケジュールは ゆるやかモード

連れてきた犬は　地面に寝そべり
私は　小さな公園のベンチで
iPodのイヤフォンから
S.E.N.S.の「休日の午後」を聴く

そろそろ退屈した愛犬は
私とのかけっこやら
次の散歩地をせがむ

鳥の声する空は
雲一つなく
季節外れの寒風が
時おり吹き付ける

でも 辺りは既に早春…

S.E.N.S.のメロディーは
春の陽に溶けこんで
やがて来るだろう本格的な春を
緩やかな気持ちで　モコと待つ

PS　2007.3.17 携帯にて草稿を送信　３．１８　一部編集

鳥の影

声はすれど　姿は見えず　　
姿は見えれど　顔は見えず

顔は見えれど　綺麗な羽は　
枝葉に邪魔をされ

やった！　撮ったぞ！と
小躍りしてモニターを視れば　
その姿はぶれており…　

用心深く　身は細く　
動作は機敏で
撮りたくて　撮れない鳥は
ほんに撮影者泣かせの
かわいい被写体です…

PS 2007.3.17 草稿中

あなたとわたし（その１）

あなたは　わたしではありません

わたしも　あなたではありません

わたしは　じぶんのことが
いまもってよくわかりません

だから　
あなたのことは　
なおさらよくわかりません

でも　あなたは　わたしのことを
さもしっているかというように
じしんありげにせつめいしてくれます

だけど　あなたは　わたしではありません

わたしも　あなたでは　ぜんぜんありません

PS 2007.3.15 草稿中 画像は後で

映画を観る（１）

映画を観る

学生の頃は　よく一人で観ていた
一年に何本観られるか
ショートコメントと共に記録したこともある

そして　彼女と出会い結婚してからは
二人で観るようになった

それから　子どもができて
家族で観ることも増えた

そうして　シニアになった今
夫婦の縛りも減って
それぞれに一人で観るようになった

これから　孫ができても
きっと私たちは
各々の好みの世界に浸るため
それぞれの映画を観ることだろう
そして　時には　二人で
同じ映画を観ることもあるだろう

私は　ずっと映画を観てきた

今夜は　レイトショーで
「フラガール」を観てきた
ほとんど貸し切り状態で観た
涙はらはらいい映画だった…

今度はどれを観ようかなあ…
PS　２００７．３．８（木）草稿　「フラガール」の感想については　後日まとめる予定です

椎茸の駒打ち

少年の頃　家族総出で
椎茸の駒打ちをした

今夜　新聞の投稿を読んで
それから　テレビで　
駒打ちの様子を見ていて
不意に少年の頃のことを憶い出した

丘の畠に行って
周囲の防風林がわりに植えていた
クヌギなどを切って　家まで運び
幾つかの穴を　どんどん開けて　
それに　椎茸菌を付けた種駒を　
打ち込んでいくのだ（記憶に依れば）

そうして　乾かないように
毎日のように　米のとぎ汁や水やらをやって
１年半後の秋を待つのだ

少年の私たちが忘れた頃に
クヌギやナラの皮を破って
可愛い椎茸の子ども達が
次々に顔を出してくるのだ

やがて　一人前の椎茸に育った時
ようやく収穫となるのだ

切って　煮物や汁物に入れたり
そのまま焼いて食べたりした椎茸
そのうちの椎茸の美味しかったこと!
今でも憶い出す懐かしき
我が家の椎茸栽培のこと

PS 2007.3.7 草稿　記憶に少々怪しいところがありますが　ご容赦ください　あの手触りや香りまで　今まざまざと憶い出して居ます

春隣り

初夏のような日が訪れたと思ったら
再び　真冬のような日が来た

どっこい　暖冬とはいえど
そんなに簡単に
冬はどいてはくれぬ

しばらく　春はお預け
冬が居座る

でも　
一度訪ねた春はまた来る

３月スタート
今は　春隣り…

PS　２００７．３．５草稿

免疫とウイルス

躰を守れ 病気から体を守れ

守れ 大病から躯を守れ
守れ 眼に見えないウイルスから 軆を守れ
守れ 様々な病原菌から 體を守れ

守れ いろんな疫病から身心から 身体を守れ
守るためには ワクチンを使え



でも ワクチン使うよりも 早くから免疫をつくれ

だけど　それよりも　
幼児期より徐々に 少しずつ免疫つくれ
それが　何よりも自然で負担が少ない対策だと思う

親が ずっとそばにいて
あれこれ心配をし何やかやと世話をするより 余程いい

これは 子育てにも通じることだ
親は子を 終生世話することは出来ぬ
ならば 早くから 自立への道を作っておくべきだろう…

困難なことへの免疫と 疫災へのワクチンと
愛する可愛い子らへ
何よりも優る手立てを(手を差しのべよ)

PS 2007.3.4 草稿　モコと桜ん坊の花咲く公園にて