哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

上野・黒田記念館へ…

2022-06-20 00:07:42 | ちょっとそこまで。
ひさびさ上野公園へ・・・休日なんで上野・御徒町周辺はどこもけっこう賑わっていますよ。(数年前までの人出に戻っているんじゃないかなぁ)

公園内ではいろんな催し物、企画展が開催されており、行列・行列・行列・・・どこ行っても人・人・人・・・なんで、人混み大嫌い行列大嫌いなんで、もうやんなっちゃう。

 

そこでちょっと穴場的な美術館に(実は前々から行きたいと思っていました)・・・、混雑する噴水広場(台湾フェス)東京国立博物館(琉球展ほか)を横目に、東京藝大のほうに歩きます。

人の行き来もみられない通りからちょっと入った所に、赤レンガの館があります。

近代日本美術に大きな足跡を残した、洋画家黒田清輝の記念館です。

入館無料で黒田清輝の作品を鑑賞できる、“穴場的”な美術館です。

     

ただ普段は常設されている絵画のみで展示数も少なく、また代表的な「湖畔」とかの作品は「特別展」でしか鑑賞できません。(今日は常設のみです)

でも上野・上野公園界隈の喧騒から離れて、とっても静かな雰囲気・空間で絵画を観賞出来て、心が落ち着く時を過ごせます。

休日ですけど入館者もあまりなく、1つ1つの作品を自分のペースでじっくりと観賞出来て、展示数は少ないですがとても有意義な体験ができます。


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慶安太平記 柴田三郎兵衛 -日本講談協会六月定席-

2022-06-19 22:25:19 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
ひさびさ講談を聴きに上野広小路亭へ・・・(講談は日時が決まっているんで、スケジュールがなかなか合いません。今回は是が非でも・・・で行ってきました)

「日本講談協会 六月定席」 定席は休日に行われるんで、いい席で講釈を拝聴したいんで早めに広小路亭へ向かいます・・・あれれ、あまり並んでいません。(だいぶ落ち着いてきましたかね…)

でも開演時には後ろの席までほぼ埋まって、定席は活気あるものになり、いつもの最前列の席を確保して、さあひさびさの講釈を楽しみます。

  

開口一番は前座さんで「巴御前」から「三方ヶ原の合戦(修羅場読み)」「五郎正宗孝子伝」「山崎峯二郎伝」「難波戦記 本多忠朝」「河内山宗俊 卵のゆすり」「姨捨正宗」

そしてトリは阿久鯉さんで「慶安太平記から柴田三郎兵衛」まで

「慶安太平記」では由井正雪のくわだてに、すっかり話を信じ込まされる柴田三郎兵衛、その語りを阿久鯉さんが熱のこもった講釈でまくしたてて、ほんと聴き入ってしまいますよ、この場面。

ひさびさの講談で講釈・話の芸にみっちりふれられた3時間、最前列でしっかりと堪能しました。



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生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展 -東京都現代美術館-

2022-06-18 22:15:29 | ちょっとそこまで。
「あっ、これは行かなきゃ・・」で前々からチェックしていた美術展が、“ちょっとアクセスが不便”な東京都現代美術館で行われているんで、スケジュールをあけて行ってきました。

地下鉄菊川駅からトコトコ歩いて10分あまり、話題の美術展なんで平日の昼間ですが“それらしい人”が多く歩いていて、予想通り来館していますよ・・・。

  

「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」

日本が海外に誇る特撮映画に大きくかかわり、影響を後世にまで与えた特撮美術監督である井上泰幸氏の一大個展です。

特撮映画の祖である円谷英二氏の美術スタッフとしてキャリアを積み頭角を現し、のちのち「特撮」という映画美術の世界を確立した井上氏の「仕事」を多くの資料とともに見る事ができます。

「ミニチュアではなく、本物を作る」という井上氏のコンセプトに基づき、美術作品のようなリアルで精密な作品群を作るための実地スケッチ・実地測量・作図から始まり、絵コンテ・セットデザイン・撮影技法など

展示されている豊富な資料が、その映画作品とともに紹介されており、とくになじみの映画である、ゴジラシリーズやウルトラシリーズなどの場面場面の作成手法・現場写真・作品の進行表などを興味深く見る事ができました。

  

個人的には「ウルトラQ」から「ゴメスをさがせ」のスケッチ画、「五郎とゴロー」の撮影手法。「クモ男爵」のセットデザインはもう感動ものでしたね。(これは必見です)

終盤には大きなスタジオに「空の大怪獣ラドン」の福岡岩田百貨店来襲のミニチュアセットが再現展示されており、その映画作品が大きなスクリーンで流れる中、映画そのものの緻密でリアルなセットを目の前にする事ができました。

円谷英二氏が特撮映画を確立してゆくなか、スタッフとして特撮美術というジャンルを作り上げた井上氏、さまざまな着想・発想からはじまり、リアルさを求めたキャラクターや映画セットを作り上げて、

日本のみならず海外にも多大な影響を及ぼした作品群を一堂に見る事ができる、とても有意義な特撮美術展でした。
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ゴルフナビをまたまた、また買い替える

2022-06-17 00:11:02 | 買い物
なにも今に始まったことじゃないけど、なんか使いづらいとか一度でも思うと・・・「やんなっちゃう」ですよ。

最近のゴルフラウンドで、“ちょっとしたこと”なんでしょうけど、腕時計型の最新のゴルフウォッチナビが使いづらい(あるいは使いこなしていない?)ので

ラウンドしていてイライラ、ストレスたまることがあるんですよ。

 

そんなことが幾たびかあったんで、装着していても使わないとかがあって・・・それじゃぁてんで。

いっそのこと、“新しいもの”にこだわらなくてもいいじゃんか・・・ということに。

たしかに自分の技量がアップするわけでもないし、スコアがあがる・・・???なんで、あくまでも「ゴルフを楽しむ」アイテムとしてみれば

見栄はって新しいものにしなくても、使いやすいもの、扱いやすいもの、ラウンドに支障ないもの・・・で、いいんじゃないかな。

腕時計の多機能モデルじゃなくて、携帯型のいろんな機能がついているもんじゃなくて、ふつうに最低限の機能があるものを選んだわけ。

ストレスなくサポートする上で妨げないモデルで、ゴルフライフ・ゴルフラウンドをたのしめれば・・・多少なりのスコアアップをめざして。
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はやぶさ・こまち連結 -十和田・八幡平への旅2022おまけ-

2022-06-16 22:27:36 | 出来事
北東北への旅は盛岡で終焉を迎え、東京まで新幹線で帰路となりました。

盛岡駅発15:50 秋田新幹線からの「こまち32号」は、ここ盛岡駅で東北新幹線「はやぶさ32号」と連結して東京に向かいます。

先に新函館北斗駅からの「はやぶさ」が到着して、その数分後秋田駅からの「こまち」が到着。

 

両車ともホーム侵入してから車体前方の連結器のある口を開けます。(連結光景見たいがために、人だかりが・・・。口が開いたとたん歓声が上がります)

はやぶさは停止して待ち構え、こまちは口をあけながらそろりそろりと接近して、ゆっくりゆっくりと近づいて

   

「ガチャァ~ン!!(意外と大きな音でした)」と連結する音が鳴り響きます。「オ、オォ~」とまた歓声が…。

ここ盛岡と(山形新幹線との)福島でしか見られない、新幹線の連結作業を“旅のおまけ”で見られました。

いいもの見させていただきました。
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盛岡冷麺 エピローグ -十和田・八幡平への旅2022⑦-

2022-06-15 22:51:22 | 行ってきました
北東北の旅、最終日は小岩井農場を見学して観光というよりも歴史を体験した形で終焉となりました。

・・・・(そういえば)「地元ならではの名物料理、何か食ったかぁ・・・・」

盛岡市内に戻って新幹線に乗り込むまえに・・・「盛岡冷麺」をいただいちゃおうと。

なにかと最近話題の「食べログ」で見つけた「食道園」さんに向かいます。

  

「元祖平壌冷麺 食堂園」

盛岡の歓楽街の中にあって、雰囲気もよさそう・・・

店内は(看板の」冷麺だけではなくて、やはり朝鮮=焼肉のながれで、街中の焼き肉店の装いです。

注文したのも昼過ぎなんで「焼肉カルビセット」もちろん冷麺付きです。

ほどなくカルビ肉・冷麺いろいろと到着・・・この肉が厚みがあって柔らかくて大当たり!!(おおっと「冷麺」が本命です)

冷麺はツルツルのど越し良い麺と、コクある冷麺スープが合わさって、シンプルだけどうまいねぇ・・・。キムチも添えられて辛さを徐々に調整して「辛酸っぱ!!」でさらに食が進んで、あっというまに完食完飲。

肉といい、冷麺といい・・・旅の締めくくりに最高のメシになりました。

 

今回なかなか訪れる事ができない北東北、「十和田・八幡平への旅」は普段見聞きはしていましたけど、やはり実際自分の眼で見聞きして体験して感動する、大変思いで深い貴重な旅となりました。

八甲田からの眺望・岩木山・八幡平から岩手山・小岩井農場見学と盛りだくさんの内容でしたが、そのすべてを目に焼き付けて忘れがたいものになりました。

まだまだ日本には見知らぬ風景・暮らし・雰囲気があります。もちろん実際行ってみないとわからないことも・・・さらにさらに見識を高める上でも「旅」は続けてゆきたいものです。
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小岩井農場見学 -十和田・八幡平への旅2022⑥--

2022-06-15 16:25:32 | 行ってきました
十和田から八幡平へ、ぐるっと巡る北東北の旅、

最終日は・・・・朝からときどきパラっと雨が降るどんよりとした日(結局2日目だけでしたね…梅雨時だししかたないかぁ)

宿泊は雫石高原に近い温泉宿(なかなかいい湯でした)そして今日は近くの「小岩井農場」を訪問・見学します。

  

岩手山南麓に約3000haの敷地面積を誇る、日本最大の民間農場です。

1891年に農場開墾をおこない現在に至っており、現役農場運営とともに観光施設として、この地の観光人気スポットになっています。

  

日本鉄道(国鉄の前身)小野義眞、三菱 岩崎彌之助、鉄道庁 井上勝の三名が共同創始者となり、頭文字から「小岩井農場」の名付けられたそうです。

農場内は観光スポットとしての牧場・馬・牛・羊の放牧して触れられるエリアと、現役の農場施設の見学エリアに分かれており

     

注目すべきはその農場エリアに現存する施設です。明治後期からの木造牛舎やレンガ造りのサイロがあったり、それらが100年以上たった今でも使われていることにびっくりします。(国の重要文化財)

ひとつひとつの建物には、その役割とともにさまざまな設備がそなわっていて、実物の見学とともに資料館などでその補足を学べて、とても有意義なものです。

  

ただの見て回って土産を買って・・・の観光目的だけでなく、実際の農場の役割・仕事・姿を目の前で見られるだけで、この小岩井農場を訪問する価値がありますね。(とても勉強になりました)

農場敷地は広大ですべてを見て回る事ができませんが、今回「観光エリア」よりも「生産・農場エリア」での充実した見学が、今回の旅の締めくくりにふさわしいものとなりました。
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八幡平から岩手山へ -十和田・八幡平への旅2022⑤-

2022-06-14 23:49:10 | 行ってきました
快晴の八甲田山をあとにして(今日はけっこうハードスケジュールですから)ずぅ~となんかして八幡平をめざします。

まずは山から下って津軽平野・黒石市へ(焼きそばで有名ですよね、食べなかったけど…)津軽の象徴、大きな大きな岩木山に見守られながらのドライブ。

東北道で八幡平のおひざ元まで・・・そこからぐいぐいと高度を上げていきます。ある程度登り詰めると、今度はアップダウンが続く快適な高原の道路に・・・途中に展望台があったり

樹木がトドマツの群生地になって眺望がひろがります。岩手・秋田の山並み・遠く(日本海側の)鳥海山のぼんやりと見えるくらいの景色です。

  

八幡平は秋田県と岩手県にまたがる標高1614mの高原台地の尊称で、もともとはいくつかの火山の集まり、ところどころに火口跡があり現在は沼(めがね沼・ガマ沼・八幡沼・ドラゴンアイ)が頂上付近に点在しています。

周囲はトドマツの原生林に囲まれており、冬季はこれが大樹氷帯となって幻想的な風景になるようです。

   

山頂直下付近までクルマ・観光バスが乗り入れられるんで、そこからは山歩きというより遊歩道の気分で山頂に到着。(まだところどころに残雪が残っていますんで、注意注意)

山頂には展望台が設置されており、八幡平の周辺のなだらかな高原のような山並みと、この後行く岩手山のすそ野までのなだらかな稜線が見渡せます。(ほんと天気よくてよかった)

 

八幡平でしばし散策を楽しんだあと、きょうの宿泊地である雫石・小岩井方面へ降りてゆきます・・・今度は岩手山に見守られながら。

途中に「焼き走り溶岩流」とよばれる岩手山ろくに広がる天然記念物の溶岩地帯に足を踏み入れる場所があり、そこからの岩手山が今回のベストショットになりました。

 

岩手山は歴史上5回の噴火を繰り返し、この溶岩流は火口付近から長さ3キロ幅1.5キロに及ぶものです。

山頂付近まで“さまざまな”ミドリで覆われ、独立峰ならではのなだらかな稜線はとても美しいものでした。

北東北への旅、八甲田・八幡平・岩手山まで今日は一日天気に恵まれて、どこも経験のない絶景が目の前に広がり目に焼き付く良い思い出になりました。

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八甲田山へ・・・-十和田・八幡平への旅2022④-

2022-06-14 15:07:00 | 行ってきました
北東北への旅、2日目の朝は快晴の酸ヶ湯温泉から・・・(こんなに晴れていたら(昨日行った)十和田湖や奥入瀬はきれいだろうなぁ・・・)

酸ヶ湯温泉からはこれから行く八甲田山大岳も雲ひとつなくくっきり見られます(これは期待できそうですね)

朝風呂を気持ちよく堪能して、さあ出発です。

 

八甲田山・・・主峰である八甲田山大岳を中心に10余りの複数火山の総称です。大岳の標高は1585mで四季を通じて様々な山の表情を見せてくれます。

酸ヶ湯から青森市内に抜ける国道沿いに八甲田ロープウェイ山麓駅があり、そこからロープウェイに乗り込んで田茂萢岳山頂(1324m)にある八甲田山頂公園駅まで一気に上ります。

   

「うわぁぁぁぁぁ、すげぇ」

快晴の八甲田山山頂からは眼下に広がる青森市街はもちろん、津軽のシンボリックな岩木山の雄大な眺め、津軽平野・弘前の街、陸奥湾・津軽半島・夏泊・下北まで・・・大パノラマです。(うわぁぁ来てよかったぁぁ)

八甲田の峰々もぐるっと見渡せて・・・こんな気持ちよい風景の中でマスクするのはもったいない…もう、おもいっきり新鮮な空気をオナカいっぱいにすいこみます。

   

八甲田山頂、大パノラマを目に焼き付けて気分は最高です。
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酸ヶ湯温泉に浸かる -十和田・八幡平への旅2022③-

2022-06-13 20:18:00 | 銭湯・温泉
北東北を巡る旅、初日は盛岡散策から雨模様でちょっぴり残念だった十和田湖・奥入瀬渓流を経て、今日の宿泊地「酸ヶ湯温泉」へ向かいました。

なんと・・・十和田・奥入瀬がどんより曇天だったのに、酸ヶ湯温泉に着くころには晴れちゃっいました。(なんという…気まぐれな天気!!)

酸ヶ湯の建物の上には、夕日を浴びる明日行く八甲田山の大岳が見え隠れしています。

八甲田山ろく標高900メートルのところにある酸ヶ湯温泉は、泉質が硫黄泉の湯治場として古くから知られ、また「ヒバ千人風呂」とよばれる大きな混浴施設があり、老若男女想い想いに湯を楽しむことができる名湯です。

泉質は公式には「酸性含む二酸化炭素・鉄・硫黄・アルミニウム硫酸塩塩化物泉」とまぁ複雑なもので、これ見ただけでも効能たっぷりの温泉です。

奥深い湯治場の雰囲気と、良質な湯がもたらす様々な効能が人々の心をカラダを癒し、古くからの湯治場として数日滞在していく人もいて宿泊施設が併設されています。

  

酸ヶ湯に到着し今日一日の疲れを癒す意味で、早速その名物である「ヒバ千人風呂」に入湯します。

総ヒバ造りの広さ160畳、4つの湯船で構成された混浴風呂です。(混浴はもちろん初めて)

白濁していて、ほんのり硫黄の香り、湯温は43度くらいでしょうか、薄暗い室内で湯治客が想い想いに湯を楽しみ、雰囲気に癒され、カラダを湯にゆだねて時の経つのを感じます。

混浴ですが衝立があったり、入浴時間を指定したりして、混浴というスタイルに配慮が施された形での入浴となっています。(女性向けには入浴専用衣類も用意されていました)

ちょっとシーズンを外した時期ですので、湯治客は少なく独り占め状態で、時の経つのを忘れて湯に浸かり、瞑想にふける面持ちでヒバ千人風呂を思う存分楽しみました。

普段は街中の銭湯を巡っていますが、混浴といい、湯治場の雰囲気といい、日常では味わえない貴重な体験を酸ヶ湯で楽しみ、すっかり癒されました。

 



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