まあそんなこんなで来ました「金環日食」の日。
あまりにも「ミーハー」ぽく、しかも「…便乗」「にわか…」なんて感じで騒ぐのが好きで、しかも冷めるのも速い民族ですが、この「金環日食」だけは生涯に1度だけのイベント
ですから逃すわけにはいきません。
表向きは“ばか騒ぎ”しないように平静を保っていますが、「小学生からの天文ファン」ですから“ひそかに”ココロ踊っていたわけですよ。
でも…「日食めがね」…買い忘れた。
「あいたぁ!!」こりゃ困った…肉眼では“まぶしいよなぁ”「どうしよう…」
そ・こ・で…。
UVカット用のサングラスを3つ重ねたらどうだろ~かぁ。
サングラスはだめ!!なんて耳にタコができるくらい聞かされているけど、1つじゃだめなら3つ重ねたら“少しはいいんじゃないか”と考えた次第で準備OK。
さてさて朝6時、「あれれ外が明るいぞ、晴れてやがんの」(前日までくもりなんて言ってましたが・・・)
どこかのファミリーは朝も早よから三脚をたてて望遠レンズをかまえて、ビーチチェアで臨戦態勢でやんの。
となりのネコは「はてっなんだろう」なんてこちらも興味津々でスタンバイ。
こちらは表向き平静を保ちますから、家の中で「テレビで生中継」と「ユーチューブで生中継」と窓越しで3重サングラスで“こっそりと”日食観察態勢です。
テレビ・ユーチューブでは“でっかく”“鮮明に”欠け始めています。
でもサングラス越しではなかなか“くっきり”と見えません。
第一、放送の中の日食にくらべると“ちいさいちいさい”生の日食です。(なんかイメージがダウンだよな)
まわりの景色がちょっと暗くなってきた頃、やっと肉眼(サングラス越し)でも見えてきました。(でも小さいんだよな太陽が…)
そして「あっ」という間に金環状態に。なんか始まったと思ったら、妙な感動もなしにたんたんと始まっちゃった。
そして金環状態もあっけなく終わっちゃった。
気が付くと“あのファミリー”もいません、あっけなくささっと退散してやがんの。となりのネコも(もともと興味ありませんから)いなくなってやがんの。
金環日食の日に思ったこと。(自分なりの私感ですが)
なんか何か月も前から騒いでいた割には“あっけなかったな”(時間もそうだし、なんかあっけなくて)
もっと景色が暗くなると思っていたら、若干暗くなっただけで創玄な金環日食の雰囲気が味わえなかったなぁ
放送のズームアップされた“太陽”に比べると、肉眼のはあまりにも小さくて、たしかに金環にはなったが、“わあぁ”なんて騒ぐほどの実感が味わえなかったなぁ。
まあそんなこんなで来ました「金環日食」の日でしたが、やはり「わあぁ」と騒いで、「ハイおわり」と冷めるのが速い、いつもいつもの騒ぎと同じようで…終わったのでした。