哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

川苔山頂上へ -川苔山登山③-

2024-11-30 23:48:00 | 行ってきました

百尋の滝を見とれながら一休みして「滝のパワー」を充分浴びた後、本格的な川苔山登山が始まります。

まずは取り付きに急傾斜なんで鉄梯子がかけられていて、ここからは足だけでなく手をついて、所によっては四つん這いで這い上がりながら登ります。

特に滝周辺の登山道は岩の道で急傾斜なうえ、せまく細く片側は崖になっていて、ビギナーはもちろんベテランでも細心の注意を払っての一歩を踏まないと危ないです。

(ここが東京のみならず全国的にも滑落遭難件数が多い箇所で、とくに逆方向(山頂から百尋の滝に下りる場合は滑りやすくほんとうに危険です)

鎖場もあるんですが、なるべく山側を一歩一歩足場を見つけて、慎重に確実に登ることだけ考えて進みます。

滝から山頂直下までは岩の道・根っこの道、傾斜の緩急を交えて延々と歩き続け、景色もいいのでしょうけどそんな見る余裕もない道です。

気が休まない登山道では、まさに体力・脚力・精神力ってところが試され、こんなところも「川苔山登山」の魅力なんでしょうか、とにかく一歩一歩・・・。

歩いて歩いて滝から登ること1時間半くらいで、なんとなく「空が広くなってきた」ころ、頂上直下の分岐点に出てきました。

「よし、あともうちょっと・・・」

最後のチカラを振り絞って登って行って・・・あああ、頂上が見えてきました。「やったぁ、とうちゃ~く!!」

川苔山 1363.2m 見どころ満載の奥多摩を代表する山であり、低山ながら眺望と登山の達成感もすこぶる良いものが味わえます。

今日は年に何回もない快晴の一日で、奥多摩の山々、東京都最高峰の雲取山、そして木立の間から富士山の雄姿もくっきりと・・・(これはおみごと)

そんな景色を楽しみながら、今回はカップヌードルで「山頂めし」をいただきます。

目の前の大パノラマを眺めつつ、ここまでの達成感を味わいながらいただく山頂めしは格別なもんです。

 

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百尋の滝まで -川苔山登山②-

2024-11-29 23:22:00 | 行ってきました

川乗橋バス停でバスを下車し、ウォーミングアップと装備確認してさっそく登山開始。

まずはアスファルト舗装の林道をしばし歩き始めます、延々と続く上り坂を黙々と歩くこと40分くらい(けっこう歩くよね)水力発電小屋のある細倉橋に到着

しばし休憩して、ここから川乗谷の渓流に沿っての山登りが始まります。

おとといの雨の影響か水量も多くて、見ごたえある大小の滝をたのしみながらの登り道。

川を幾度も木橋で渡ったりしながらの登山道、渓流に沿っての道なんで傾斜はそれほどでもないのですが、水量を増した川の流れは迫力があり、また整備されているとはいえ

足を滑らせる、踏み外すとまちがいなく事故につながるので、決して甘く見ないで慎重な足取りで先へ進みます。(橋を木橋で渡る際も高さがあるので、なかなかの凄みがあります)

渓流に沿って行ったり来たり、川から離れると岩でゴツゴツした傾斜のきつい登りがあったりして、とにかくペースを保って一歩一歩・・・そして歩いていくうちに、なにか聞こえてきましたよ。

 

木々の間から一筋の流れ落ちる滝の姿が・・・高さ40Mの一気に流れ落ちる、川乗谷最奥部に鎮座する「百尋の滝」にやっと、やっと到着しました。(うわぁぁぁ、やった)

流れ落ちる水量も多くて、滝壺近くまで行くと、もう迫力満点!!

この見事な滝の姿に見とれちゃって、ここまでの山登りの苦行もどこか吹っ飛んじゃいました・・・(そのくらい見事なんです)

この迫力ある滝の姿からパワーをいただき、さあここから本格的な川苔山への登山が始まります。

 

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プロローグ・奥多摩駅へ -川苔山登山①-

2024-11-28 22:28:00 | 行ってきました

毎年「心願成就」と「自分に喝」そして気分転換を兼ねて、恒例となった山登りを順繰り繰り返しています。

今年は「川苔山登山」(前回は2012-10-5投稿)奥多摩駅から百尋の滝を経由して川苔山、そして鳩ノ巣駅に下りる、奥多摩登山・ハイキングでも人気のコースです。

距離もたっぷりと全行程6~7時間、渓谷沿いのスリルある登山道、名瀑百尋の滝、(晴れていれば)眺めの良い川苔山頂上があり、年間を通して登山客が絶えません。

ただこの登山コースは東京都内はもちろん全国的にも遭難が発生しやすい(百尋の滝周辺はホントあぶない)コースで、軽装備はご法度、ある程度の経験と脚力・体力を要求されます。

なので、自分は「自己研鑽」をかねての登山として考え、そしてその苦行があるんで達成感もより味わえると思っています。

そんなコースなんで、事前準備はもちろん、天候を気にしての(雨降りは止めておいた方が)計画プランを立てることが必要で、今年年初から「行かなきゃ・・・」と踏んでいたのですが

なかなか天候に恵まれず、しかもどうせ行くのなら天気の安定した見晴らしが効く時を狙ってと考え、今時分の登山決行となりました。

 

11月下旬紅葉の見ごろも終わり、客足が空いてきたころ天気もどうやら“まちがいなく”晴れそうなんで「よし、行くぞぉ」で、自宅を早朝出発。

日の出前の暗いうちから電車に乗り込み、まずは奥多摩駅へ・・・。

早朝ですがすでに登山客・ハイカーの姿があり(自分もですけど)、思い思いのルートをめざしこの駅からバスに乗り込みます。

バス出発までの時間に、この奥多摩駅にきたら「登山の安全祈願」で駅近くの奥氷川神社をお参りして、7:06発の東日原行きバスに乗り込みます。(乗客のみなさん登山客姿です)

7:19登山口の川乗橋バス停で下車(自分含め5人)、カラダをほぐして装備品の確認して、さあ川苔山登山の出発です。

 

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平井 中の湯に浸かる -銭湯をめぐる222-

2024-11-27 08:57:00 | 銭湯・温泉

「ひさびさの熱湯ですよ・・・」

最近開拓している総武線沿い、平井駅で下車(「平井 吉野湯に浸かる」2024-8-11投稿以来)

平井駅北口から、荒川にかかる平井大橋方向にトコトコ歩きます。ここも下町なんで、活気とにぎわいは・・・なんか人通りもあまりない、どこにでもある住宅街が続きます。

京葉道路を越えた平井大橋のたもとに、今回訪湯する「中の湯」さんがあります。

 

外観はマンション型銭湯ですが、創業は昭和10年といいますから、もう90年以上の歴史ある銭湯です。

マンション型銭湯にリニューアルし、2年前にも内装を変えて現代風の銭湯に変わりました。

でも下町の銭湯らしく、下足箱から男湯・女湯にわかれての入館、そして番台スタイルも変えずに・・・でもまったく古さは感じません。

さっそく浴室に入ると正面には田中みずき氏による“かわいらしい”富士山と海原の風景があり、うまく配置されたカランの向こうにある浴槽は

半身浴もできる白湯とジェットマッサージ深座湯、囲まれた部屋になっているミスト風呂の構成

カラダを清めてまずは白湯へ・・・そっと足を入れると「おお…熱いぞぉ」

入れない熱さでもない、湯温計は44度をさしています、ゆっくりとカラダを沈めてじぃ~とじぃ~と首まで浸かって、がまんがまん。

最近行く銭湯はどこもちょうどいい42度くらいの湯温で、カラダがそれに慣れちゃっているもんだから、普段から「熱湯好き」を豪語している身としてはなんでもない湯温のはずですが

今日は“体調悪いのかな…”数分入っているのがやっとで湯から出ちゃいました。(はずかしい)

マッサージ座湯とミスト風呂を交互浴しますが、今日は耐久性がなくてのぼせ上っちゃう始末

井戸水利用の薪沸かし、とっても柔らかくてカラダあたりの気持ちよい良質な湯です。

・・・なんでじっくりと「湯」を楽しみたいところですが、熱くてね・・・もったいない気持ちを残しながら、一通り湯を楽しんだところで出てしまいました。(あ~あ)

下町の銭湯の雰囲気を肌で感じながら、熱めの湯を楽しめた平井中の湯、いいお湯でした。

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♬ 冬のアルバム ♬

2024-11-26 22:57:47 | この1曲

一日の疲れを取るとともに、アタマをリセット・リフレッシュできる空間、深夜のお風呂

湯船にカラダをあずけてポカ~ンと・・・ポカ~ンと、そんなときに鼻歌も飛び出すわけですよ

♬♬ だから~いま~ほーみたい ほーみたい うう きっすみ~ぷり~ ♬♬

なんかいきなりこのフレーズがでてきて・・・(たしか、この歌は??)・・・で、風呂あがっていつものレコード棚・CD棚へ 

なんていう歌だっけなぁ・・・松田聖子の??・・・しかたなくネットで「松田聖子」「ホールド・ミー・タイト」で検索

歌詞の中で出てきたのが「秘密の花園(1983年)」と「冬のアルバム」の2曲

 

「冬のアルバム」かぁ・・・セカンドアルバム North Wind (1980)(「風は秋色」とか収録)からの一曲で、作詞 三浦徳子 作曲 小田裕一郎のミディアムテンポのバラード

 

♬ あなたの部屋を訪ねた 冬の午後の日 グレイのソファーにもたれ 愛を綴るわ

  入れてくれた紅茶さえも なぜか熱いままよ だからいま

  ホールドミータイト ホールドミータイト ウウ キッスミープリーズ

  ホールドミータイト ホールドミータイト ウウ キッスミープリーズ・・・・♬

 

CDを聴いて「あ~これこれ・・・」デビューから絶好調で大ブレーク中の松田聖子の初期のアルバムの中の佳作?

聴くと歌声はほんとまだまだ“(かぼそくて)危なっかしい面”がありますが、メロディーラインがしっかり耳に残るんですよね、

だから40年経った風呂の中で曲名は出てこなくても鼻歌に出ちゃうくらい。

このアルバムの2年後には「風立ちぬ」とか「赤いスイートピー」なんかが世に出て、絶大な人気が確固たる不動のものになってゆきます。

でも初期のシングル曲ではないけれど、アルバム収録の中にも、耳にいまでも残るくらいの「フレーズ」「メロディ」「アレンジ」をもった名曲はたくさんあります。

何年たっても色あせない(いまでも充分聴ける)松田聖子の名曲の数々・・・今宵は40年以上前のアルバムを聴き惚れてしまいました。

♬♬ だから~いま~ほーみたい ほーみたい うう きっすみ~ぷり~ ♬♬♬

 

  

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調布 鶴の湯に浸かる -銭湯をめぐる221-

2024-11-25 23:04:00 | 銭湯・温泉

京王線調布のとなりの西調布駅に初めて降ります。

「にし・ちょうふ」なんて駅名なんで、あとから付けたような“なんてこと”ない所かなぁ…と思っていたら

近くを旧甲州街道が走っていて、古くからの商家や家屋らしいもんが点在していて、駅にちかい上石原は新選組・近藤勇の生家があったり、FC東京の会社があったり・・・

「西・調布」なんて安易な名前とはいえ、駅周辺はむかしから栄えていたようで・・・駅から旧甲州街道をしばらく歩いていくと銀色の煙突が見えてきて、

宮造りの外観建物の由緒ありそうな「調布・鶴の湯」に到着、さっそく訪湯します。

創業時期があいまいですが、入館して脱衣所に入ると「築60年大事に使ってください」の注意書きがあったんで、その位の歴史ある銭湯のようです。

さっそく浴室へはいると定番の浴室画はないのですが、なにか歴史を感じさせる幾何学模様のようなオブジェが壁に張り付いていて、

昔ながらの高天井で解放感もあり町の公衆浴場の雰囲気が漂っています。

浴槽はめずらしい回転水流の出ている円形浴槽とバイブラでんき風呂、仕切られた部屋にある人工ラドン温泉、ラドンスチームサウナ、水風呂の構成です。

井戸水・薪わかしのカラダ当たりの良いやわらかで、とてもあたたまる泉質。湯温も42度前後で(体感)長湯もたのしめて、しばし“まったり”としてしまいます。

人工ラドン温泉は建物内に「ラドン発生器」なるものがあって、仕切られた部屋に囲まれラドン湯質とともに湯気からのラドンミスト効果もえれれるような工夫されたものです。

ラドンミストサウナも湿式ミストで湯気で満たされており、ぐっしょりとカラダを包んでくれます。

まだ開場して早い時間でしたが、けっこうひっきりなしに利用客の姿があり、みなさん常連客のようでさりげない会話があちこち飛び交っています。

ざわざわとして街の社交場のような活気があり、とてもほんわかした雰囲気が漂います。

西調布・上石原、古くからの家並みが点在する中、ポツンと存在感のある銭湯、調布・鶴の湯、その雰囲気とともにいいお湯でした。

 

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田中一村展 -東京都美術館-

2024-11-24 11:37:00 | ちょっとそこまで。

先日上野・東京都美術館を訪問した際、あまりの混雑ぶりに敬遠して、同館で同時開催中の「ノスタルジア展(2024-11-20)」を鑑賞してしまった

川村一村展をあらためて鑑賞しに、美術館を再訪問しました。

「川村一村展 -奄美の光 魂の絵画-」

けっこう注目浴びている美術展との事でしたが、お名前は存じ上げていませんもので(自分だけ?)これほどの入館者がいらっしゃるとは存じませんでした。

とにかく「見ておこうと・・・」という自分の性質から、いつもの通り不勉強のアタマで鑑賞します。(へたに知らない方が、新鮮な感覚で絵画を見られます)

  

「うわぁぁぁぁ、混んでる」せっかくの美術展ですからホントいうと作品をじっくり鑑賞したいのですが、これだけは仕方ありません。

本来の美術ファン、にわか美術ファン(自分も)観光客、見物客・・・館内は“ごったがえして”います。

時間ばっかり取りそうなんで、ここは「じっくり鑑賞」よりも「ダイジェスト鑑賞」に切り替えてひょいひょいと見て回ります。

その作風から緻密な描写と構図にもとづいた、目を引く作品が見られます。

風景画・風物画であっても、なにかワンポイントもたしたり、色使いもインパクトあるものが多く、それが“目に沁みます”

そのような作品が初期のころから晩年の頃まで、ずらりと年代を追って一同に展示されていますが、見終わってみるとなにか散漫なイメージが残りました。

じっくり鑑賞しなかった点があるかもしれませんが、流れに流されたまま記憶にインプットされるような“印象深い”作品がなかったような気が残ります。

初めて出会う作家・作品はやはり作品の前でしばしたたずみじっくり鑑賞したいものです。

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三頭山山頂から下山 -三頭山登山②-

2024-11-23 01:02:00 | 行ってきました

天気に恵まれ、無事に三頭山登頂、“ごほうびに”雄大な富士山の眺め、そして山頂めしを堪能します。

しばしの休憩をとって、さて続けて三頭山のあと2つのピークを経由して下山を・・・

山頂めしを食べながらふと・・・前半の山頂登山までに「三頭大滝」「山頂登頂」「富士山の眺め」「山頂めし」・・・

ありゃりゃ・・・そういえば前半の工程で今日の「三頭山登山」のハイライトみんなやっちゃった。

後半はただただ降りるだけかぁ・・・(なんだ)でも登った以上は下りなきゃいけないしなぁ・・・で、三頭山中央峰をめざします

  

見晴らしの良い三頭山西峰から降りて登り返したらすぐに「三頭山中央峰」に到達(標高1531m)そしてその横?にある続けての東峰(1527.6m)に到達

どちらの峰もあまり眺望が効かないので、登頂記念の写真を撮って、用は済んだでさらに降りてゆきます。

山登りって、たしかに登りよりは降りるほうが楽なんだけど、前半の登りの分の足の負担がじわじわ出てくるし、降りるほうが足・カラダを支える分負担も大きいのね。

三頭山は全山ブナ林に囲まれているんで、この時期は落ち葉で山道が埋め尽くされているんで滑りやすいのも気をつけなきゃ・・・登りと同じ一歩一歩確実に

そして足を下ろすときのカラダのバランス感覚・平衡感覚が大切で、疲れていてもよろけないようにより慎重に、ペースをゆっくり保って足を下ろしながら降りてゆきます。

(登りより下りが怖いって、よく聞くもんね)

   

東峰から落ち葉の山道を尾根伝いに降りてゆくと「見晴らし小屋(1397m)」に到着(ちょうどいいくらいの休憩タイム)

ここからは奥多摩三山 御前山・大岳山(来年登頂予定)そして今登ってきた三頭山の事で、目の前に御前山・大岳山が見え、そして遠く新宿の高層ビル群までくっきりと見る事ができます。

(今日は一日安定した青空で・・・遠望もきいて・・・ほんとよかったぁ)

下山道は尾根伝いに三頭山山頂から眺望の効かないブナ林の中の一面落ち葉の中のジグザグの山道をひたすら降りて行って、

都民の森登山口近くの鞘口峠(さいぐちとうげ 標高1142m)を経由して降りていきます。

三頭大滝経由の登山道と比べると自然の石段がなく、ゴロゴロ石をステップに、根っこの道が続いたりして、より自然本来の登山道のようなよそおいで、

もしかしたらこちらの方が足に負担が少ないかもしれません。三頭山への登り方は「三頭大滝」経由からでも「鞘口峠」軽油でも、どちらからでもいいので、次回は考えましょう。

鞘口峠の分岐点まで来たら、もう真下に登山口の施設も見えてきて、もうまもなく朝の登山口に戻ってきました。

   

「やったぁ~とうちゃくぅ」

やはり登山の魅力って「達成感」にあるじゃないですか・・・ごほうびにお茶屋さんで「みとうだんご」をいただき、記念に「山バッヂ」を頂戴して三頭山登山完遂

天気に恵まれ、三頭大滝に癒され、三頭山山頂からの富士の絶景、山頂めし・・・そして山登りの達成感。ココロにもカラダにもいい一日になりました。

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三頭山山頂まで -三頭山登山①-

2024-11-22 23:04:00 | 行ってきました

年に数回、リフレッシュと「自分に喝」を入れるために気軽な低山を選んで「山登り」をしています。

「心願成就」をかねての身延山・川苔山(今度行きます)大山・大岳山・三峰神社(昨年行きました)・・・年一回の登山を順繰りくりかえし、今年予定の川苔山登山の足慣らしとして、

もうひとつ「ぜひ、山頂めしやってみたい」を兼ねて、手軽に登れる東京・奥多摩の山「三頭山」を選んで登ります。

「三頭山」 

東京都西部、奥多摩・檜原村にある奥多摩三山の一峰で、山頂のピークが3つある山で(中央峰・西峰・東峰)標高は1531m(中央峰)

主要な登山口は「都民の森」として散策路などが整備されており、気軽に手軽に(登山装備は必要)に三頭山周辺登山を楽しむ事ができます。

今回の登山目的のひとつで「山頂めし」がありますので、事前に「山専用サーモスボトル(これはすぐれもの)(2024-4-9投稿)」を購入しておいて、今日のために持参します。

    

  

今日はこの時期らしく気温は低めですが、朝からすっきり晴れ渡った日で、絶好の登山日和。実はこの山のいいところは山頂からの眺望が楽しめる点もあって、登る前から期待が高まります。

登山口「都民の森駐車場(標高990m)」までクルマを乗り付け、準備万端で出発します。

まずは整備されたセラピーロード(ウッドチップの道)を登山というよりも散策路を歩きはじめます。

都民の森の見どころの一つがこの散策路の終点にある三頭大滝で比較的軽装備でも歩いていけます。

「三頭大滝」は南秋川最上流部にある高さ30mの滝で、滝見橋という吊り橋から滝の全貌を眺める事ができます。(ここまでの行楽客も多いようです)

ここまでの道も平坦で、足に負担が少ないウッドチップが敷き詰められているので、山登りのウォーミングアップにはちょうどいいです

この滝からはいよいよ本格的な登山道になり、南秋川三頭沢に沿っての比較的整備された山道を登り始めます。

   

   

東京都が整備した「都民の森」という事で、登山道といっても自然をいかした石段が続いており、標識もしっかり迷うことなく歩き続けられますが、この石段がけっこう足にきます。

山登りは今までの経験から、ペースを保って足のピッチをゆっくりゆっくり、一歩一歩時間をかけてもいいので登るのがコツです。

石段は足をしっかり上げないといけないので、確実で安全でいいのでしょうけど、足への負担が大きく、所によっては石段を避けて土の上を登るのも一つの手です。

一歩一歩・・・一歩一歩・・・少しずつペースを保って景色を楽しみながら高度を上げてゆくと、だんだんと空が開けてゆき、やがて尾根の上に飛び出しました。

     

「ムシカリ峠(1430m)」に到着。登山口からちょうど1時間半の道のり、山頂まではもうちょっとですが一休みするにはちょうどいい頃で、眺望も利きます。(さああとちょっとです)

「こんな山の上にも石段があるのかぁ・・・」と思うほど整備されているんですが、結構きつい山頂直下の登り坂を閉口しながら登ると、なんか人の声がしてざわざわしてきました。

「やったぁ、山頂だぁ」

三頭山西峰に到達しました(ここからの眺望が一番いいです。標高1524.5m ここまで約2時間の行程)

ちょうどお昼に近い時間なんで、たくさんの登山客が腰を下ろしておもいおもいに休憩したり、山頂めしを楽しんでいます。

そしてそして・・・この山頂での「ごほうび」が、正面にある「富士山」の眺望(うわぁ、やったぁ。)

数日前初冠雪したばかりの雪をまとった雄大な富士山が見られます。年に数回しかない富士の山の眺望(晴れていても雲に隠れちゃったりします)

もうこの姿が見られただけでも登った甲斐がありますが、今日はこの富士山をながめながらの「山頂めし」念願の山頂めしをいただきます。(うわぁ、やったぁ)

リュックから「日清 カレーめし」を取り出し、サーモスボトルから熱湯(6時間ったっても冷めません)をそそいで・・・山の上でたべる「山頂めし」なんてうまいんだぁ。

後半(下山編)に続く・・・。

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甲府い -鈴本演芸場十一月下席-

2024-11-21 23:22:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能

「こうふぃ~おまいりぃ~がんほどきぃ~」

ひさびさじっくり聴いたなぁ「甲府い」、これ聴けただけでもよかったぁ。

11月下席は上野・鈴本演芸場での寄席興行をたっぷり楽しみます。

平日昼席ですけど、下席初日であり、人気ある橘家圓太郎師匠が主任トリでもあり、なんたって人気演者が揃った顔づけもいいんで、館内は大入り満員で開演しました。

いつものように最前列に陣取って演者とサシで目を合わせながら、緊張感とライブ感を味わいつつ“たっぷり”と寄席を楽しみます。

  

開口一番は前座さんで「桃太郎」から・・・なんかしょっぱなから意気込みすぎて、べちゃくちゃ、べちゃくちゃ・・・なんか漫才聴いているみたいな「桃太郎」

場数を踏めばまた違った噺になるでしょうが、それにしても“うるさい”(がんばって!!)

(つづいては落ち着いて)「家見舞い」「エルフェゴ・バカ(新作)」「ぞろぞろ」「ぼやき酒屋」「やかん工事中」でドッカンドッカンきちゃって、とってもにぎわい活気あふれる館内

こんな状況なんで色物さんもノリノリでアサダ二世先生も「きょうはちゃんとやりました」笑組、ストレート松浦、ジキジキ、ロケット団までおなじみの面々が揃っちゃって、

それぞれの個性ある演目をたっぷりと・・・意気揚々でさらにさらに客席は盛り上がります。

中入り前はさん喬師匠で「夢の酒」「狸札(狸の恩返し)」ときて、主任トリの橘家圓太郎師匠が登壇

豆腐屋の噺から、掛け声で「と~ふぅ、ごまいりぃ、がんもどきぃ~」ときたんで(ああ、「甲府い」だぁ・・・と)

「「の」の字なんか書いちゃって・・・ばかぁ!!」なんて噺の中に出てきちゃって、ほんとほっこり、ほっこりいい噺だなぁ。

シャレた地口おちで、「こうふぃ~おまいりぃ~がんほどきぃ~」(「と~ふぅ、ごまいりぃ、がんもどきぃ~」)ときちゃったから、もう拍手喝さいで大円団しました。

ひさびさの「甲府い」たっぷりと・・・よかったぁ。

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