年に数回、リフレッシュと「自分に喝」を入れるために気軽な低山を選んで「山登り」をしています。
「心願成就」をかねての身延山・川苔山(今度行きます)大山・大岳山・三峰神社(昨年行きました)・・・年一回の登山を順繰りくりかえし、今年予定の川苔山登山の足慣らしとして、
もうひとつ「ぜひ、山頂めしやってみたい」を兼ねて、手軽に登れる東京・奥多摩の山「三頭山」を選んで登ります。
「三頭山」
東京都西部、奥多摩・檜原村にある奥多摩三山の一峰で、山頂のピークが3つある山で(中央峰・西峰・東峰)標高は1531m(中央峰)
主要な登山口は「都民の森」として散策路などが整備されており、気軽に手軽に(登山装備は必要)に三頭山周辺登山を楽しむ事ができます。
今回の登山目的のひとつで「山頂めし」がありますので、事前に「山専用サーモスボトル(これはすぐれもの)(2024-4-9投稿)」を購入しておいて、今日のために持参します。
今日はこの時期らしく気温は低めですが、朝からすっきり晴れ渡った日で、絶好の登山日和。実はこの山のいいところは山頂からの眺望が楽しめる点もあって、登る前から期待が高まります。
登山口「都民の森駐車場(標高990m)」までクルマを乗り付け、準備万端で出発します。
まずは整備されたセラピーロード(ウッドチップの道)を登山というよりも散策路を歩きはじめます。
都民の森の見どころの一つがこの散策路の終点にある三頭大滝で比較的軽装備でも歩いていけます。
「三頭大滝」は南秋川最上流部にある高さ30mの滝で、滝見橋という吊り橋から滝の全貌を眺める事ができます。(ここまでの行楽客も多いようです)
ここまでの道も平坦で、足に負担が少ないウッドチップが敷き詰められているので、山登りのウォーミングアップにはちょうどいいです
この滝からはいよいよ本格的な登山道になり、南秋川三頭沢に沿っての比較的整備された山道を登り始めます。
東京都が整備した「都民の森」という事で、登山道といっても自然をいかした石段が続いており、標識もしっかり迷うことなく歩き続けられますが、この石段がけっこう足にきます。
山登りは今までの経験から、ペースを保って足のピッチをゆっくりゆっくり、一歩一歩時間をかけてもいいので登るのがコツです。
石段は足をしっかり上げないといけないので、確実で安全でいいのでしょうけど、足への負担が大きく、所によっては石段を避けて土の上を登るのも一つの手です。
一歩一歩・・・一歩一歩・・・少しずつペースを保って景色を楽しみながら高度を上げてゆくと、だんだんと空が開けてゆき、やがて尾根の上に飛び出しました。
「ムシカリ峠(1430m)」に到着。登山口からちょうど1時間半の道のり、山頂まではもうちょっとですが一休みするにはちょうどいい頃で、眺望も利きます。(さああとちょっとです)
「こんな山の上にも石段があるのかぁ・・・」と思うほど整備されているんですが、結構きつい山頂直下の登り坂を閉口しながら登ると、なんか人の声がしてざわざわしてきました。
「やったぁ、山頂だぁ」
三頭山西峰に到達しました(ここからの眺望が一番いいです。標高1524.5m ここまで約2時間の行程)
ちょうどお昼に近い時間なんで、たくさんの登山客が腰を下ろしておもいおもいに休憩したり、山頂めしを楽しんでいます。
そしてそして・・・この山頂での「ごほうび」が、正面にある「富士山」の眺望(うわぁ、やったぁ。)
数日前初冠雪したばかりの雪をまとった雄大な富士山が見られます。年に数回しかない富士の山の眺望(晴れていても雲に隠れちゃったりします)
もうこの姿が見られただけでも登った甲斐がありますが、今日はこの富士山をながめながらの「山頂めし」念願の山頂めしをいただきます。(うわぁ、やったぁ)
リュックから「日清 カレーめし」を取り出し、サーモスボトルから熱湯(6時間ったっても冷めません)をそそいで・・・山の上でたべる「山頂めし」なんてうまいんだぁ。
後半(下山編)に続く・・・。