哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

曼珠沙華 -2024秋-

2024-09-30 22:20:14 | 出来事

今年も我が家の“聖地”に曼珠沙華の真っ赤な花が咲きました。

残暑のおかげで、まだかまだかと気をもませていましたが(どうやら涼しくならないと咲かないようです)

数日前にいつもの場所にひょっこりと“アスパラのような”茎がひょっこり飛び出して、それからは1本2本とつぎつぎ伸びだして

“あと少し・・・”と思ったら、いっきに開花しました。(よかったぁ・・・)

このブログに始めて投稿したのが2008年ですから(「曼珠沙華咲いてます」2008/9/26投稿)毎年この時期に投稿する記事として最長の16年におよんでおり

一年の中で季節の出来事として、そして自分にとっても大切な出来事であると思い、毎年注目しています。

曼珠沙華自身も、周りの環境が変わろうが、あたらしい植物が繁殖しようが、代々受け継がれ、しっかり子孫を残して、毎年この時期にしっかりと紅い花を咲かせます。

ほんとにたくましい真紅な花「曼珠沙華」にほれぼれしちゃいます。

 

♬ 曼珠沙華 恋する女は

  曼珠沙華 罪作り

  白い花さえ 真紅に染める ♬              山口百恵 2005年 

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片棒 -第八十回 羽村ゆとろぎ寄席-

2024-09-29 20:38:31 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能

ひさびさ「ホール落語」を観覧

いつも行く定席寄席ではとにかくいろんな演者が次々と、演目・演題のバラエティもあって「なにがでてくるか・・・」といったおもしろさがあります。

ホール落語は演者も事前にわかるので“安心感”はあり、しかも持ち時間も長くとられているんで、普段の寄席では出せない長講の演目も出されて、

「落語をじっくり楽しむ」(「寄席を楽しむではない)といった心持ちで楽しむ事ができます。

今回は芸協(落語芸術協会)主催のホール落語で、落語三題と講談、漫談(スタンドアップコメディ)の組み合わせ

開口一番は「牛ほめ」から「浮世床」「片棒」中入り後は「スタンドアップコメディ」「講談 名月若松城」までの2時間余り

どれもおなじみの演目で(漫談だけは初めて)噺の筋よりも演者がどのように噺を組み立てていくかを余裕をもって観る事ができました

なかでも桂米福師匠の「片棒」に見せられました。

主人が3人の息子に自分の弔いをどうするかと、たずねながらあれやこれやとやりとりを聴かせます。

いろんな演者の「片棒」を拝聴していますが、息子たちのありさまをいかにふくらませて聞かせるか、テンポとかウィット(くすぐり)をおりまぜるか

噺が途中ダレちゃう場合もあり、個人的にはあまりこの噺は好きではないんですが、今日の米福師匠の演目は余計なものを入れずに、うまく三人三様のやりとりを演じていました。

まさに「聴かせる片棒」を拝聴する事ができて、なかなかよかったですね。

スタンドアップコメディのナオユキさん、名前は知っていましたが初聴で、シュールでおもわずクスっとしてしまう笑いの世界、派手なアクションはありませんが

こういう崇高な話芸って、よほど話芸とともに普段からの情報・興味・収集・・・人間観察・洞察力といったセンスを持ち合わせていないと続けられないですよね、

たしか浅草・東洋館とか出演していると思います、ぜひ“通が集う観客”のまえでの芸を拝聴したいものです。

トリは松林伯知師匠(真紅さん)の三代目襲名以来の拝聴で「名月若松城」、ひさびさの講談でピシッと引き締めて今回のホール落語は終演となりました。

 

 

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ぎょうざ・ギョウザ・餃子 -LRT乗って餃子食って…宇都宮へ2024-

2024-09-28 23:55:55 | 今日のメシ

ひさびさの宇都宮の街訪問

さっそくLRT(宇都宮ライトレール)に乗って楽しんだあとは、宇都宮といえば・・・「ぎょうざ」を喰わなきゃ

もう言葉はいりません・・・

あ~喰った喰ったぁ・・・おなかいっぱい、おいしかった。

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宇都宮ライトレール乗車 -LRT乗って餃子食って…宇都宮へ2024-

2024-09-27 23:16:28 | 行ってきました

いつか「行かなくちゃ・・・・」と計画していた宇都宮へ行ってきました。

「乗り鉄」の血が騒ぐ、開業1周年となった話題の宇都宮LRT(ライトレールトランジット)「宇都宮ライトレール」に乗らなくちゃね。

1年経つんで開業騒ぎのほとぼりも冷めて、普段のすがたとなってちょうどよかろうと・・・。

なんどか宇都宮には来ていますが、街の中心街は駅西口にあり今回初めて駅東口へ、東口駅前ロータリーに「宇都宮ライトレール」の停車場があります。

もう何度もニュースで見慣れたLRT車両が止まっていて、いままでの「路面電車」のイメージを払拭した都市型移動車両といった目新しさがかっこいいです。

駅前と郊外を快適性・速達性・定時制を保って、そして利便性とバリアフリー・快適な移動手段としてすっかり定着しているようです。

日中12分間隔の定時運行ですから、それに合わせて生活手段に組み込めば気軽に手軽にいつでも・・・と安心して乗る事ができます。

地方都市の地域発展、地域定着、地場産業定着、住環境などの課題が、このような交通システムの導入が起爆剤になって将来への変貌が期待できるモデルになるかもしれません。

今回乗車してみて利用率の高さと、生活密着ぶりが見られ、また東口への延長計画も浮上しているようで、

他の地方都市への波及も期待できる、あたらしい交通手段LRTの動向にとても期待が持てます。

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♬ 思い出ぼろぼろ ♬ -ヒトカラ・アサカラ-

2024-09-26 23:44:06 | 楽しみ

今日は月イチの「アサカラ」「ヒトカラ」の日

前日までになに歌うか、曲順もリストアップして、朝の会社出勤前にみっちりと90分、リフレッシュとテンションアゲアゲで歌っちゃいます。

9月でしょ・・・秋でしょ・・・今日は「しっとり」した歌を集めて・・・

「道標ない旅」「夢一夜」「逃避行」「街の灯り」「五番街のマリーへ」「君をのせて」「YaYa あの時代を忘れない」・・・全部で17曲ほぼノンストップで。

スポットライトは「思い出ぼろぼろ」(内藤やす子 2009年)

その当時流行りましたよね、この歌。アップテンポの印象的で耳に残るメロディーライン

♬ 言い訳 繕う その前に  やさしさ 装う その前に

  聞いておきたい事がある・・・だけど

  幸福ぼろぼろ こぼれるから

  寝返り打って 夢の中 ♬

前々から歌ってみたかったんだぁ、この歌

でも自分が思っているよりもアップテンポで、しかもキーが高めだったんで、途中で声が枯れちゃってヘトヘト、ボロボロに・・・(あ~あ、こりゃぁリベンジだぁ)

朝からいい汗かきながら、ストレス発散、テンションあげあげで90分歌い切っちゃいましたよ・・・この後の仕事もはかどるし、なんたって心身の健康にいいですよねヒトカラ・アサカラ

さてさて・・・来月はなに歌うかなぁ。

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東中野 健康浴泉に浸かる -銭湯をめぐる217-

2024-09-25 22:46:22 | 銭湯・温泉

東中野の駅を降りて、駅前から延びる「東中野ギンザ通り」のにぎわいのなかをトコトコと5・6分、

そんな駅近の雑踏の中にある、小ぎれいな銭湯“その名も”「健康浴泉」を訪湯します。

  

1961年創業、2020年12月にリニューアルされて、オール軟水の和モダンな現代風の銭湯になったようです・・・で、さっそく入浴

浴室内は定番の浴室画はありませんが、浴室全体がやわらかな光に包まれたリラックスムードの雰囲気もあって、最近の銭湯ってこんな感じ多いなぁ・・・と。

カランの配置をうまくとってあって、1つ1つの浴槽も規模の割には広めにとってあっていい感じですよ。

オール軟水とのことで湯あたりの良いやわらかな湯で、浴槽はアロマ炭酸泉の薬湯、シルキーバス、ボディジェット、電気風呂、有料サウナに水風呂の構成

湯温も40度前後と熱くもなくぬるくもなく、広めの浴槽で人に気兼ねなくカラダを湯にあずけてぽけぇ~と・・・時間を忘れて長湯ができてリラックスできるひととき。

都会の雑踏の中でこんな贅沢な雰囲気と空間を味わえるしあわせ・・・「あ~きもちよかぁ・・・」と声には出しませんが、カラダにもココロにもプラスになる銭湯です。

駅に近くて便利でしょ、オール軟水のやわらかな湯と時間を忘れて癒される空間、そんな東中野・健康浴泉、いいお湯でした。

 

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回鍋肉を食べながら・・・

2024-09-24 15:11:10 | 思い浮かんだこと

昼めしに近所の中華料理店で「回鍋肉定食」をいただく・・・

ちょっとオイリーだけど、辛口でごはんに合ってうまいんだなぁ・・・で、ふと

こういう料理って店によって味付け・味わいが違うよなぁ・・・有名無名問わず「回鍋肉」ってだいたいこんな料理っていうのは決まっているけど

その店の特徴をだして出来上がりは違うだろうし、これを食べる側の好き嫌いも多少なりあるだろうし・・・

むかしの昔、行列のできるくらいの店で「回鍋肉」をいただいた事あるけど、たしかにおいしい、おいしいんだけど(名前に吊られてかな・・・)

「こういうもんかぁ・・・」で終わっちゃったことがあったっけ・・・と。

人によって味覚も違うだろうし、好みも感じ方も、期待感もあったかもしれないけど、有名だから・・・てその時は「なにが?」って感じでした。

(お店の人も「万人向け」のような味付け・味わいをしなければいけないのは大変だろうし)

それからは、あまり評判にとらわれずに自分の好みに合った味をもとめて、意外と身近なところにあるかも知れないし

回鍋肉をほおばりながら・・・ふと。

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衝動に駆られ義援金を・・・

2024-09-23 01:07:08 | 出来事

「なんで・・・なんで、こんな仕打ちを・・・」

ここ数日、能登半島を狙い撃ちしたかのような集中豪雨災害の状況を報道で見せられました。

年初の地震災害からの復興途上であった能登半島に自然の猛威とはいえ、「なんで・・・なんで・・・」とただただ映像を見るしかないもどかしさ、やるせなさ。

復興途上の地にこんな試練をあたえるとは・・・慟哭と衝動をもって言葉もないほど胸が締め付けられる想いです。

      

「なにかしなくちゃ」「なんとかしなくちゃ」「なにかできないか」いてもたってもいられない…

1日そんなことがアタマから離れず、でもどうしようもないし、動きようもない(自分には自分の生活があるから)

「もうこれしかない・・・」と日本赤十字社の能登半島向けの義援金を申し出ました。

ほんの些細なものかもしれませんが、少しでも少しでも役に立てばという想いと、今すぐできることはなにか・・・で、自分の行動意思表示を義援金という形であらわしました。

こんな自然災害があろうとも、地域復興の妨げにならぬよう、ほんの小さなことですが衝動に駆られて動いてみました。

能登半島地域の皆様の無事を祈りつつ、一日でも早く元の生活に戻れるよう遠い地より些細ではありますが、お見舞いとともに応援をさせていただきます。

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伊達娘恋緋鹿子 -新国立劇場・文楽鑑賞教室-

2024-09-22 08:11:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能

9月です。秋です。文楽です。

ひさびさ「文楽」を鑑賞することに・・・今月は年数回行われる「文楽鑑賞教室」がおこなわれており、解説付きで鑑賞できるのでスケジュールをあわせて

いつもの「半蔵門・国立劇場・・」がまだすったもんだで閉館中で(はやいとこ解決しないかなぁ)今回は初台にある「新国立劇場」での公演(いつも行く東京オペラシティ内にあります)

「国立劇場・文楽鑑賞教室」

歌舞伎とか能・狂言も鑑賞するのですが、文楽・人形浄瑠璃はまたちがった魅力がある伝統芸能です。

演目は「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめ こいのひがのこ)」「夏祭浪花鑑(なつまつり なにわかがみ)」の2演目で、あいだに「文楽の魅力」と題した解説が入ります。

人形浄瑠璃は一体一体の表現力豊かな人形たちの所作・動きをまじかに見られるだけでも一見の価値があり、公演中は目が離せません。

時には難解なストーリーもあります、この鑑賞教室では事前にあらすじや解説が記載されたパンフレットが配布されるので、公演が始まる前に一通り読んでおくと、すんなり演目に入れます。

前半の「伊達娘・・・」はクライマックスに火の見櫓の梯子を上る人形のすがたが・・・解説パンフを読んでいたので、こんな場面でも人形の細やかな動きと表現を観ながら楽しめます。

後半の「夏祭・・・」は登場人形も多くなり、演目の流れもついてゆくのがやっと・・・で、演目自体よりも人形の動きを追いかけるだけに終わってしまいました。(ちょっと疲れちゃいました)

それでも、じゅうぶんに人形浄瑠璃・文楽の世界を味わえただけでも、とても崇高な心持ちで鑑賞できました。

ありきたりな日常生活の中から離れて、時にこういった別次元の伝統芸能にふれるのも、とても有意義で大切な事だと思います。

また機会あるごとに観賞を繰り返したいものです。

 

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ロートレック展 -SOMPO美術館-

2024-09-21 12:14:00 | ちょっとそこまで。

ちょっと観ておこうかなぁ・・・という気になる美術展を拝観します。

フィロス・コレクション ロートレック展 -時をつかむ線- と題して、新宿SOMPO美術館にて

「アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)」

19世紀末フランスを代表する画家で、名前は知っているけど・・・「フランス」「ファッション」「モダニズム」「ポスター」「フランス語」といった感じの

事前のイメージ・先入観を持って美術館にむかいました。(毎回こういった美術展では、事前に下調べなどせずに“知らない”で作品を拝観した方が、より印象が鮮明になります)

入館してプロローグとしてロートレックを「線の画家」という案内がありました。

作品の下書きのような細やかな線で描かれたスケッチのような作品が多く展示されています。

どの作品もがやわらかく表現力に富んだタッチで描かれており、これらに色彩をあわせると、自分がロートレックに対して思い描いたポスター作品に結び付きます。

        

展示中盤からは“これぞ、ロートレック”のようなポスター・商業ポスターが展示されており、ロートレックの描くスケッチのような人物たちと

(読めませんが)フランス語のオシャレなロゴ(文字)があわさり、とってもモダニズムを代表するような作品群になっていきます。

これらのポスターもまじかによくよく鑑賞すると、初期の作品に目立つ細やかで味わい深い線描が見られます。これが「ロートレック鑑賞」の醍醐味なんでしょう。

名前は知っているけど・・・このようなより深く鑑賞できる企画展は“あたらしい発見”もあったりして、とっても知見を広める上で有意義なものになります。

           SOMPO美術館といえば「ひまわり」でしょう 

 

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