今年もあと1日
今年もいろんなことあったなぁ…と、2017年を回顧
毎年念頭に今年の抱負を兼ねて「今年の字」を思い描くのだが、2017年は「新」(2018年はどうしましょ?)
新しくとかの「新」もあるけど、なにかが始まる(何かを始める)も込めての「新」でした。
…でもなんか公私ともども流されちゃって、ただただなんとなく1年が過ぎてしまったっていうことが否めません。
いつも今年こそは…と思うことが多々あるのですが。さてさて今年は…。
◎今年行ったところ
ベストは「奥多摩むかし道」を踏破(大げさに踏破と言うもんでもありませんが)(2017-4-25)
前々から行きたかったところで、快晴にも恵まれ4時間のコースを徒歩で踏破し、よい気分転換になりました。
「歩く」ってほんといいですね。ちょっとした達成感も味わえるし、気分転換にもいいし、また気軽に楽しみたいものです。
また今年は“お泊り”の旅行ができませんでした。(こんなの初めて)来年は早々に計画立てて行きたいですね。
◎美術館めぐり
ベストはBunkamuraミュージアムでのソール・ライター展(ニューヨーク発の伝説の写真家)(2017-5-27)
日本初の回顧展での一連の写真群はモノクロであれ、その後のカラーの時代になってもかわらない、「豊かな感性」というものに、しばし足を止めてしまいます。
どこにでもある「ある街の風景」「人の営み」を見る眼・感性というものを写真のチカラを通して鑑賞ができ、展示を見終わった後、自分の街中を見る眼が変わってしまったほどです。
◎勝守り
今年の勝守りは15守り
ベストは「太子堂八幡神社」(2017-6-18)
よく乗る世田谷線で三軒茶屋の1つ手前の太子堂駅から歩いてすぐの神社です。
源頼朝が立ち寄った時の建立で、なかなかかっこいい「勝守り」でした。
◎落語・浪曲・講談・演芸・芸能
落語は寄席を中心に11公演、浪曲1公演・講談3公演・能狂言は能楽鑑賞教室が1公演
ベストは鈴本演芸場での“お目当て”柳家さん喬師匠の「柳田格之進」(2017-12-19)
年末恒例ですけど何度聴いても格調高くいい話で、今年を締めくくるにふさわしい演目でした。
今年は後半「講談の世界」にはまりました。まさに「語りの芸」客席との近さも手伝って、すっかりその世界を引きずり込まれて堪能できます。
来年も「講談」は要チェックですね。
◎今日のめし
ベストは年の初めに行った横浜・山手「奇珍」さんでの「竹の子そば」(2017-1-9)
街中の中華料理屋さんですが、極太の竹の子と中華街ゆずりの甘めの中華スープが他にはない味わいを出していました。
駅からちょっと歩きましたが、こんな味に出会えてほんとよかったです。
◎ゴルフ
今年も年初24ラウンド(月2回)を目標にしましたが、そこはせつない会社員です、どうしても仕事が入っちゃって…でも23ラウンド
ベストは夏の美里ロイヤルGC(2017-7-11)
いっしょに廻ったメンバーさんにも触発されて好スコアが出ました。やっぱりいい流れ・いいメンバーがコースマネジメントに大きく影響します。
昨年からの「切り返しイップス」が今年は「突っ込みイップス」に発展し、今でも難儀しています。
メンタル面も多少なりとも影響しているんで、来年はぜひ克服するようさらに向上心を高めてゆきたいです。
◎銭湯めぐり
いずれもがとても個性的で選ぶのが大変なのですが…。
船堀駅から少し歩いたところにある「乙女湯温泉」が印象に残っています。(2017-9-9)
(次点は東急“温泉ライン(自分が勝手に命名)”池上線の久が原駅から歩いて41歩の「益の湯」さん…こちらもいい!!)
乙女湯は天然温泉ですから「黒湯」があります、肌にやさしい効能はかなり高いと思います。
そしてなんといっても天井が吹き抜けで高く、この開放感がなんとも言えません。銭湯になにを求めるかに「癒し効果」があります。
一日の疲れをとって余りあるこの開放感は最高です。
◎ちょっとそこまで
京急金沢文庫駅での「整列乗車」(2017-2-26)
上りのホームでこんな光景を目にしてとてもびっくりしました。
「先発」「次発」ここまでならまだわかるが、「次々発」の整列乗車のラインにはまいりました。
実際の光景は目にしていませんが、閑散した昼過ぎに見るこの光景はとても印象的です。
5月には“もう何年ぶりでしょうか”山下達郎のライブ公演にいきました。(NHKホール)(2017-5-12)
年齢を感じさせないパフォーマンスはまだまだ健在で長丁場のライブパフォーマンスを堪能した1日になりました。(また機会あれば…)
◎2017年回顧
時代の流れ・世相の移り変わり・モノの考え方とらえ方・技術革新と人の営みの関係・はやりすたり…
さまざまな物事・考え方がリアルタイムで流れていく中、街中での風景・光景がとても気になりました。
寒々とした息遣いも感じられない電車の車内光景
つい数年前までは見られなかった「スマホの功罪」であり、当たり前になりつつも、もしそんなものがなかったら普段どのようなおこないをするのだろうかと考えてしまいます。
表参道にて、年末恒例のイルミメーション。“おごった”人間たちが自分の欲のために勝手に植物を傷つけ痛々しい様を楽しんでいる現実
いずれもが後世の“あの頃の人は…と、”格好の笑い話になりうる現代の人間の素描を表したものであり、まさしく「人間とは」を冷静に考えてしまう事象であると思います。
まあこれもこの時代の世相を表したものと思えばどうでもいいことではあるが…。
年を越すごとに自分の年齢・経験・立場・居所…が変わりつつある現代。
来年がいかなる年になるかはまだわかりませんが、記憶の片隅に回顧としてとどめる事によって、
すこしづつでも「あの時…」と思い返すことが増えれば、将来への糧となると思います。
これからもアンテナを張り巡らせて見識を高め、物事をみつめる眼を持ち続けたいと思います。