少し気温が上がる。雨の予報が週半ば、3月1日あたりで、その前後に変化してまた寒くなったりするようである。しのぎやすい日中になってきて、助かるが、かえって、ぽかぽかとして陽だまりを好むようになる。まるで猫だなと思う。先週、散髪をして、大いに暈けた髪型が整った。旧知に会うので老けたなと言われるのを、髪でもさっぱりとしようとしたのだけれど、近くのなじみ、理髪店に時間のが空きがないというので4度も5度も足を運ぶという始末で、ぼけ日記にふさわしい。朝行けば、午前はふさがって、午後には6時にならと言われ,週を変え日を変えしてまたふさがっていて、予約制になたのかと、それならそれで、予約するものを、その日は4時にならいいというので4時に行けばすでに先に飛び込み客があって、昔風に雑誌でも読みながら待つなら待つものをそうもさせないから、ぼけてしまうような行動になる。いずれ年寄り扱いであると、そうなっていることに気づく。近所であるだけにいつでも飛び込めるはずが時間指定のようになっていることを確かめようとしない、ボケである。やっと朝一に飛び込んで、できるかと聞いて、おまけのボケに、髪形を老人ふうにしてくれと言って困らせた。 . . . 本文を読む
年齢相応なのだろう、民族の行く末を、その岐路に思い悩む。民族のことをわかるのはどういうときか、わかるとは、それをとらえて、民族主義者になることか、どうかは、わからない。年齢であれば、民族に目覚めるきっかけがあれば、10代でも、20代でも、そういうことがあろうかと思うし、世に役立てんとする命を実感するときに民族があるかどうかである。家族があって、家系による民族への思いは、血縁社会が基本であるから、家族制国家としての思いがあれば、民族国家へのつながりを見ることにもなる。しかし、その民族が見えない、見えなかったのは、日本民族があって大和族ではないというような、その教育による刷り込みである。そういえば、教育においても、その日本民族も教えにあったわけではないから、世代として特有の民族意識を持たなかったと思うことになる。 . . . 本文を読む
新聞の紙面、スポーツ欄を、きょうは、すみからすみまで、どれまでか、読んだ。中日新聞の1面はオリンピック金メダル銅メダルで、トップ記事が埋まって話題はそれだけのような紙面である。時代ふうに言えば、書くべきニュースがこれだけの平和なご時世である、というような、憎まれ口はさておき、オリンピックに歴史を作った、日本選手による、オリンピックで初代マススケート、スピードチャンピオンの誕生というのと、17日間の13個のメダルに花を添えたのが、カーリングの競技である。スキー、スケートに加えて氷上のチェスにに似た勝負に、アジアから競合をする、チームが出たのである。金メダル争いに結果は日本のは銅メダルであったが、その戦法と決勝4チームに勝ち残ったなかで、それこそスリリングなするりとスチールをして点を得る、競技の醍醐味そのものであったのである。 . . . 本文を読む
女子スケートでスピードスケート女子マススタートに出場した日本選手、また、カーリング女子が順位決定戦で3位になり、銅メダルを獲得した。テレビ放送のライブを、チャンネルを変えてはそれぞれの健闘ぶり、喜びの表情など、回し見していた。マススタートの日本選手が転倒してゲーム終了となったり、それは悔しい出来事だったし、カーリングは先行リードしないものの、緊張したゲーム運びだった。金メダルは見事なレース展開を見せたし、銅メダルは最終エンドのラスト1投で勝ちが決まった、それは相手チームのショットだったから、劇的な幕切れのメダルとなった。 . . . 本文を読む
JSL漢字学習研究会、発表報告を4つ聞いて、午後2時時から6時までを国際研究棟の教室で過ごした。感想めいて恐縮だが、いずれも、興味深かった。日常に研究のことを思うと、この刺激は、あった方がよいと思う。ひとつめには大学院生の報告で、そのテーマには日中漢字の字形について、天字の1画と2画の違いを長いほうの横画と短いほうのそれが日中漢字の違いだとして、さてそれで、日本語の字形を説明するようなことであった。中国語はイデオロギーの解釈を強くすれば、長さの違いをうるさくする中国語教員もいることだろう、というような聞き方をしていた。簡化字の制定とその方案が言語政策であり、簡体字のことは繁体字との対で考えるかどうか、現代語だけで中国漢字ををとらえるにしても、大学院生の研究ともなると、それを指導することも、字形の根拠を示す視点もないのだろうかと聞き終わった。そして、ふたつめは理系語彙の漢字リストを作成したというもので、できない視点を持ったものだった。 . . . 本文を読む
気温が徐々に平年並みか、この陽光は春になるが、どうにも風が強いし、寒気の影響があるので、冷たい。あと1週間もすれば3月、だが、28日までとなると、4,5日で春らしく気温が上がりそうだ。その天気予報は、長期観測で、この夏は猛暑になると言っていた。気象は温暖化に、エルニーニョ、天候は寒気の居座りで遅めの春が到来、気候は、さてどうだろう、はるが待ち遠しい、となるのだは、その気候を読むと、気の動きには何やら政治の欲望が渦巻き始める、と、昔の策士なら気を読んだであろう。オリンピックの閉会式が2日後に。 . . . 本文を読む
日本語文と国語文章をそれぞれ、主語と主題に、述語の対応を見て単位とする。主語を必須要素とする西洋文法に対して、日本語文は主語を単位文において、必ずしも表すことがないことであるので、主語をその余の文に求めることがある。主題は一文に、その主題を示す語がまた、主語を兼ねる場合がある。 . . . 本文を読む
ウナギを食した。ひつまぶし、栄のガスビルにリニューアルオープンした店に行った。ひさしぶりの再会でごちそうになった。贅沢な昼食をともにして、たのしいひととき、たっぷりと味わった。そこに薬味の語が話題となって、3度の食べ分けには薬味がポイントになる。それで、薬味はどのようなものかということである。いま検索して、薬味ネギとも言い方を用いるので、そのまま、ネギである。ウナギにはワサビのすりおろしもついていたのでこれまた薬味である。いわく、中国語からすれば香りですね、日本語で言うと、どうかな、香辛料になるね、と言い換えをもってその後用い方を考えて、やはり、漢方薬のことばとして、もと、あったのだろうと推測をして、3度の食をそれぞれマニュアル通りに堪能した。英語で、スパイスとなる。 . . . 本文を読む
回転によって曲がる性質をコントロールするゲームである。カールする、日本語では、髪の毛を巻き毛にすること、また、巻き毛になることと用いられている。髪型の巻き毛。渦状または螺旋状に曲がった毛。ウイクショナリーより。カーリング curling、それがカーリングとなれば、競技名となる。辞書義の、曲げること、ねじること、となると、何を曲げるのか、氷上で石を滑らせて、回転によって右へ左へと自在にする。チーム競技でそれぞれは、ハウスに20キロのストーンを投じて、リンクのシートは42.06メートル内のレーンに相当するなかで、ハウスは半径1.83メートル、ボタンの中心円が得点が高い。そのストーンは円周が36インチ、91.44センチメートル、材質は花崗岩であることが多い。その競技はルールによって、オリンピックでは4人制、8エンド、6スト―ンをもって得点で決まる。物理的な戦術に、運動量保存など力学の基礎を見ることができるので、ストーンの1投にシート内の配置によって、それこそ、はじき合ってしのぎを削る。 . . . 本文を読む
さて、ボケの記録になる日常できごとの材料には事欠かないが、その対策はない。1年を振り返ると・・・記録にあることは、覚えているかのように思い出し、記憶にあることは忘れているかのように、そのとっかりがない。この日記も備忘のためであったが、その思いは1年前を振り返らなくとも、記憶によらなくとも記録があるというずぼらなことである。その日記もブログのスタイルとなって、およそ30数年前からの事情とは異なる。もとより手帳のメモに予定を書き込まない習慣があったので、きょうのことよりも、明日以降にその予定目標をおき続ける。そのスパンは長いので、きょうのことをわすれていては、計画が成り立たない思いがあって、きょうの予定メモはすでに過去からの目標設定であった。すると記録が記憶のかわりになるので、何をどうしたかと、ぼけ日記になるわけだが、そこはまたそれ、ボケであるから、表現があるかないかのことになる。結局、堂々巡りをして、ボケ対策にならない、だから、ないのである。しっかりと記憶されることには時系列でその日の記録の行為によって明らかにされる。まあ、1年を振り返るというのだから、リマインダーが届ける1年前の同日の記録を読んで、はて、なにを書いているのだろうと、ボケの極まりである。 . . . 本文を読む