函館の美術館に「ドラえもんが来る!」ワーイ!!と喜んでるのは私だけではないでしょう!「漫画」も「絵画」も一本の線から生まれた親子ではありませんか・・。
どっちが親かっていうのは抜きにして、日本で一番古いといわれている「絵」が「鳥獣戯画」なのは皆さんもご存知でしょう!
その絵巻を「画」として見れば「画」。「漫画」と見れば「漫画」。漫画は「漫遊を描く」ことを意味しています。
美術というのは「美の術(美のテクニック)」なのですから、ある、既得権意識の美術史の高い壁が取り外されたと思うことが・・私の「ワーイ!」「ワーイ!」なのです。
「はじめて鳥獣戯画が載っている教科書を見たときの印象は、うさぎやかえるや猿が描かれていました。その絵は、私の眼には漫画にしか見えませんでした。」 暗い採光の下で、けげんそうな顔をして鑑賞するだけが「芸術品」ではありません。
世界では日本の「漫画」や「アニメ」が次々と評判を呼んでおります。
もとをただせば、「日本人の平和への考え方や、夢のありようが世界の大衆に受け入れられているのです。」
芸術にはもともと「ジャンルなどななかったはずです。」「なんでも定義づけたいのが、人間というものだ。」と言った人がおりますが、ホントにそう思います。
私の好きな画家の知人が「画道というものは、貧乏人の僕たちに与えられた唯一の光への道だ、日本はまだしもヨーロッパへ行ったら貧乏人が金持ちの夢を見れるのは芸術しか道は無いよ!」とおっしゃったことばを今、噛みしめております。
芸術の目指すものは「愛と平和」です。
「宮崎駿氏」のアニメも「ドラえもん」も、日本の政治では決して解決できない「世界平和」を日本の「憲法9条」を、アニメに乗せて今も、世界のお茶の間や映画館、そして本を読みながら育ったドラえもんを愛する子供達が、いつしか世界の「悪」と戦ってくれることでしょう。
耳のないドラえもん・・犬が嫌いなドラえもん。次から次と生み出す新兵器は「芸術家の粋を集めた世界の大衆が認めた動く平和希求の美術史です。」
「一枚の絵画もすばらしい!」「万枚の漫画の共同制作もすばらしい!」
楽しく笑いながら歩ける美術館の到来です!