摩周湖を下りたバスは、網走平野を、一路、知床へ向かいます。
左手に見えるのはオホーツクの海です。
やがて押し寄せて来る流氷に、埋め尽くされる、オホーツクの海は、世界でも珍しい海だそう
です。
オホーツクの海には、アムール河が流れ込む真水の為に、塩分濃度が薄くなり、海水が。
凍りやすいのだそうです。
その氷が、知床に押し寄せて来るのですね。
知床5湖に到着しまた。
知床5湖は、ヒグマの居住地で、立ち入り禁止ですが、1湖、2湖は、立ち入りが許可されて
いました。
知床5湖を見てから、次は、オシンコシンの滝です。
オシンコシンの滝は、雨の中で見学となりました。
しばらく下って行くと、鮭の遡上する河がありました。
鮭たちは、産卵のために、懸命に河を遡ります。
それを、ヒグマや、カモメが待ち構えています。
ここにはヒグマはいませんでしたが、カモメが待ち構える傍を、鮭たちは、生まれた場所を
目指して、懸命に遡って行きます。
ヒグマは、鮭の頭や、内臓を食べ、カモメは、鮭の目を狙うそうです。
人間は、彼らの残り物を食べているのですね。
バスは、これから、網走市を通って、遠く、層雲峡へと向かうことになります。
網走のことも、いろいろありますが、時間が無いので省略します。