blog.mcnj

花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 センテチゲ

2013-03-12 04:50:00 | 写真

韓国の夜は、楽しい。

思ったよりは暖かかったと言っても、やはり、ソウルの夜は寒かった。

厚着をして出かけた。

一日目は、泳登浦駅前の、マリオットホテルと言う立派なホテルであったが、仕事が一段落して

からは、ヨイドの、ビジネスホテルに宿を写した。

国会議事堂の前の、ビジネス街にある、幾分易いホテルである。

W10

ホテル コボスと書いてある。

この手のホテルは、値段が安く設定されているので、ビジネスや、手なれた観光客によって

多く利用されているし、カップルの利用も多い。

今回は、会社持ちだった為、一泊いくらだったかは知らない。

mcnjが自己負担する場合は、もっと易い、旅館と書いてある所に泊まる。

若いころは、こう言う所に泊まると、ウキウキとしたものだが、この歳になると、どうと言う事は

無くなった。

W09

ビジネス街の中の繁華街である。

W01

センテ ミョンカ。

センテとは、鮮太と書く。

太は、明太の事で、スケトウダラである。

博多あたりの明太子は、もともと、朝鮮から入った言葉である。

鮮太は、字の通り、生の明太である。

ミョンカは、看板にありる通り、名家、自慢の家と言う意味だ。

韓国では、格好を付けたがるので、名家、本家、宗家、博士、など、仰々しい名前をつける事

が多い。

センテは、生のスケトウで、名家と言うからには、センテ以外は使わない。

センテの他に、トンテ(凍太)、コンテ(乾太)がある。

冷凍ものと、乾燥ものだ。

日本にもヒダラと言うのがあるが、コンテは、棒ダラである。

昔の朝鮮では、子弟のしつけに、コンテで殴ったそうであるが、相当痛かったと思われる。

今こんな事をすれば、たちまち、パワハラで、御用となるであろう。

本題に戻って、料理の話にする。

チゲとは、鍋のことである。

早く言えば、鱈鍋である。

昔、同僚に、柘植と言う者がいた。

韓国へも、良く一緒に出張したが、なかなかの人気者であった。

韓国人は、タチツテトの発音が苦手である。

ツゲさんと呼べず、チゲさん、チゲさんと呼んで、大喜びしていたものだ。

W02

ネギ、セリの下に、明太1匹入っている。

W03

煮崩れてしまったが、頭である。

W04

味は、定番の、極彩色の合成ワサビである。

W20_2

W19_2

ひとしきり、飲んで食ったあとは、おじやにする。

W21

W22_2

ソウルの夜は、結構楽しい。