過去ログです。
こんな具合に出来上がりました。
韓国人たちは、暑い夏に、冷麵を好んで食べます。
普通は、水冷麵(ムルネンミョン、ムル:水)です。
水冷麵は、いろいろありますが、北の平壌冷麵(ピョンヤンネンミョン)が、最も、有名です。
韓国の麵は、基本的には、蕎麦粉を、高温高圧で、ノズルから押し出したものです。
日本の蕎麦のように、練って茹でたものと違って、粘りと腰があって、歯ごたえ十分です。
写真は、ソウルの有名な平壌冷麵店のものです。
南北高官会議で、北の高官達を接待したのも、ここでした。
牛肉を長時間煮込んでだし汁を取ったスープで食べます。
具材は、牛肉のほかは、比較的簡素です。
余談ですが、韓国で会食があって、たらふく食べて飲んだ後、mcnjさん、シクサ、ムオ、ハシンミカ?(食事は、何に
なさいますか?)聞かれます。
食事は、済ませたばかりなのに、またかよ、と、うんざりしますが、彼らの食事とは、このような、水冷麵のような簡単
なものなのです。
大概、水冷麵、テンジャン(味噌汁ご飯)、カルククス(うどん)などで済ませます。
mcnjは、キムチ茶漬けをくださいと言って、不思議がられましたが、試しに食べた韓国人が、これは旨いと言って、
お代わりをしていました。
さて、本題です。
牛肉を煮込んだ、手の込んだスープは、日本では、なかなか、難しいので、ビビン冷麵でやってみましょう。
ビビンパpと言えば、ビビン(混ぜた)、パp(ご飯)混ぜご飯のことですが、ご飯の代わりに、冷麵を使います。
麵は、唐麵(タンメン)ですが、この辺では、手に入りません。
新大久保や鶴橋のコリアタウンへいけば売っていますが。
春雨で代用しました。
戻した春雨を冷やして、冷やしたビビンパの素を乗せて、かき回すだけです。
ビビンパの素は、未開封でしたが、こんな時期でもあり、鍋に移して、火を通しました。
粗熱をとって、冷やしておきます。
春雨は、封を切って、レシピ通り、湯がいて、これも冷やしておきます。
よく冷えたら、どんぶりにとって、よく混ぜます。
韓国人が見たら、こんな混ぜ方ではいかん。
最も、よく混ぜろと、言うに、きまっていますが、mcnj的には、この辺が、一番いいです。
唐辛子をかけて、美味しくいただきました。
皆さんも、是非、お試しください。