韓国慶尚南道梁山に、通度寺はあります。
新羅第27代王、善徳女王15年(646年)に、高僧、慈藏律師によって創建されました。
開山の祖、慈藏律師が、真身舎利(釈迦の骨)を奉安することによって、名実共に、国の
大刹として認められました。
釈迦の宗家としての、三宝寺刹の中で、仏宝寺刹の寺格を保って今日に至っております。
通度寺は、仏教信仰の、最重要要件である、戒律を根本精神にしており、通度寺の
金剛戒壇で受戒を受けることは、釈迦自身から、戒を受けるのと、同じ意味とされました。
慈藏律師影幀
金剛戒壇
仏舎利
達磨禅師壁画
通度寺は、達磨禅師が修業された寺でもあります。