腕時計修理の工具など
居間のテーブルの上の状況です。手巻き、自動巻きの他、クォーツも修理するのでテスターがあります。文字盤の腐食を落とすためのコンパウンドもあります。右端の裏蓋を開けている自動巻き以外は、一応稼働してます。
腕時計の特に歯車の修理に係る工具です。
色々な物の長さと径を計れるスケールと、クリップピンセットとそのスタンドです。
先が交差しているピンセットで、つかむと広がって、離すとつまめます。
金属製のスケールです。中央に細長いくさび形の穴が開いていて隙間で厚さや針金の径が測れます。長さ目盛りのある反対側の縁には、曲面の径が測れるくぼみがあります。長さ目盛りのある側でガンギ車の軸の長さを計りました。1.0mmです。このガンギ車は、先端部の突起がありません。
ガンギ車の先端の突起を作ることにします。
ガンギ車の軸は0.3mm径で先端部分の突起は、0.1mm径で長さは0.5mm位だと思います。先端部は0.3mmのステンレス鋼針金の端をヤスリで削って尖らせて軸受け部に差し込む事にします。
イメージを具体的に絵に描いて、寸法などを書き入れます。そこで作業のより詳細な内容を確認します。
受板に接する軸の先端部とガンギ車の軸の本体部とは、0.1mm厚の真鍮板で0.3mm径の孔のパイプを作って繋げるつもりです。
0.3mm径の孔を作るので、0.3mm×π<1.0mmですが、重ね合わせを考えて1.5mm以上の長さのプレートを切り出します。
重なる部分は薄く削って、巻き込んだ時に厚くならないようにします。
0.3mmのステンレス針金に真鍮片を巻き着けます。大分長いので、上手く巻き着けたら余分な部分をカットします。
この真鍮のパイプを使って、ガンギ車の軸の先端部分を、取り付けますが・・・さて、上手くいきますか。
集中力が続きません。すみません、今日はここまでにします。でもイメージが出来た時に、なるべく早く作業しないと迷いが出て来てしまうので、明日再開します。
で、今日はもう寝ます。
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