オメガ・デビル(クォーツ)ジャンク・スクエアー
オメガ・デビル(クォーツ)ジャンク・スクエアーです。電池切れです。
私の好きなスクエアーのオメガデヴィルです。文字盤が腐食して、塗装が浮き上がっています。
左側が電池で、Ω型の孔が開いた金メッキのプレートで押さえられています。電池はSR621SWです。文字盤の裏も、錆が出ています。でもムーブメントは、全く腐食はなくて、完璧な状態です。
電池を入れ替えたら、しっかり動き出しました。
裏蓋がケースになっていて、ムーブメントを収めるようになっています。
縁に汚れが入り込んでいて、長く使われていとことがうかがえます。
これは、後でリグロインで洗浄し、傷がつかないよう楊枝でこびりついた汚れを削り落とすことにします。汚れがついたままだと密閉性が確保されず、汗など水分が浸透してしまいます。
文字盤の全面に地の腐食が浮き上がっていて、点々と塗装の剥離が出ています。部分的に表面の塗装を突き破って、文字盤にまだらに曇りが出ています。
塗装の面的な剥離はないので、再塗装する必要はないかもしれません。
文字盤の曇りを、タミヤの仕上げのコンパウンドで磨いてみることにします。
文字盤のマダラ模様に腐食した箇所が、きれいになりました。表面の曇った部分だけが拭き取れて、元の地の塗装面と全く同じ状態になっています。
この”仕上げ目”のコンパウンドは、艶消しの塗装面を、つやのある光沢面に仕上げてくれます。ローマ数字の箇所を磨いても、文字は消えません。極薄い表面だけを拭き取っているようです。
バックルも、オメガのオリジナルです。ベルトは黒のトカゲ革ですが、これもオリジナルのままのようです。
バックルは地のメタルまで腐食が進んでいましたが、リグロインで磨きます。ピカピカにはなりませんが、それなりの風合いが出て、これはこれで好い感じです。
なかなか雰囲気良く、仕上がりました。文字盤の点々とした腐食の浮き上がりも、ちょっと離れて見れば、あまり気になりません。
小型で薄く、ベルトの幅からみてレディースではなくユニセックスタイプだと思います。
やはりオメガは、よい時計です。高級感と、どこか気品が漂います。
-追伸-
ベルトが、特に裏側がボロボロだったので、張り替えました。
表側は比較的きれいで、薄いトカゲ革が貼ってあります。裏に貼ってある革、たぶん牛革、がボロボロでした。間にクッションの繊維が重ねられていましたが、これも浮き上がっていたので少し剥がして新たに牛革を貼り付けます。
コニシのボンド、「ウルトラ多用途ソフト」を使いました。ソフトは、乾いても硬化せず軟らかいので、ベルトを腕につける時に曲げることができます。
きれいに貼れました。
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