手巻き懐中時計の修理その4(まだ続く・・・)
苦戦してます。
香箱の歯車を止めている折れたネジ、やっと削り出しました。付け替えるネジの頭が小さいので、0.1mmの真鍮板を切り出して、ポンス台で穴を開け、ワッシャーを作ります。円形のポンチで丸く裁断しようと思ったのですが、上手くカットできません。で、ハサミで切り出しました。丸くしようと思ったのですが・・・
左が元のネジの頭で、径は4mmです。ネジの軸の径は1.0mmです。
一応組み上げて動き出しました・・・が、巻き芯が上手く入っていなくてゼンマイの巻き上げができません。
ゼンマイの巻き上げ部分はテンションのかかるところなので、特に懐中時計はゼンマイが硬く強いので余計、軸や歯車が摩耗してガタが来ていることが多いです。特に古い手巻き時計では。改めて分解して修理しなければなりません。
懐中時計は腕時計に比べて大きいので修理は簡単なのかと思っていましたが、部品は大きいけれどまたそれなりの難しさがあります。今まで懐中時計は触ったことがなかったので、よい経験になってます。
まだまだ・・・続きます。
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