手巻き懐中時計の修理その3 未完了
懐中時計、修理完了してません!
切れたゼンマイを差し込もうとしていて、結局香箱から外してしまいました。
腕時計に比べると、幅があってかなり強く焼きが入っています。
香箱から外した状態で、切れたゼンマイを組み込んでも、改めて香箱に収める時に又外れてしまうと思うので、結局また香箱に収めることにしました。
ゼンマイを巻き上げて香箱に収めるための器具があるのですが、持っていないので手で巻き上げて入れ込みます。
結局切れたゼンマイは1箇所しかはめ込めず、でも苦労しました。とりあえずその状態で、ゼンマイの巻き上げに注意して使ってみることにします。また外れないよう、軸を入れて蓋を戻しておきます。
続いて軸に折れたネジの先が残っているので、これを取り出します。というかドライバで回しても抜けないので、削り取ることにします。
ネジの径は1.0mm程なので、まずマイクログラインダーに0.8mm径のドリルを着けて、残っているネジを削ります。焼が入っているので、なかなか削れません。
少し窪みができたら0.6mm径のハンドドリルで削ります。これを交互に繰り返して、折れてしまったネジの先を削り出します。
しかし・・・これがなかなか取り出せなくて。
ほとんど削れなくて、もう3日やってます。でも、取れません!
今日は、ここまで。何か他の方針を考えた方が、良いかも・・・
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