サファイア・カボションカットルース5.4ct
サファイアのカボションルースです。大きさは、約10×8mmで5.4ctあります。結構、大きいです。
平和島の骨董まつりで黒いオニキスの指輪を買って以来、石がマイブームに復活しています。この石はサファイアとしては珍しい、カボションカットです。
厚みがかなりあります。6.0mm位です。
カボションカットにされているのは、よく見るとたくさんの色ムラがあり濁りもあって、ブリリアントカットには向かなかったからでしょう。
ライトボックスの上でルーペで覗いてみると大きな傷、ひび割れもあり、ブルーの色素の含浸(色素を割れた隙間に浸透させる)や充填(凹凸のくぼみや隙間に色素を充填する)があるようにも見えます。
原石はサファイアかもしれませんが、なにか処理されているのではないか。しかし石は5.4ctありますので、天然のサファイアであれば処理されていても、かなり高価なのでは・・・?
逆に天然ものだからこそヒビ割れや傷、色ムラがあるのかも・・・(・・・が多いです。)
でも手に入れた値段からしてサファイアだとしても、価値の低いものでしょう。宝石の知識は全くないので、よく分りません。(宝石鑑定を勉強しようかな。)
透過光で見なければ、ちょっと目には透明感もあり、沖縄の深い海を思わせるきれいなコバルトブルーです。特に、価値ある宝石を手に入れたい・・・と思っている訳ではないので、見た目にキレイであれば、それはそれで良いのです、私としては。
ー 追伸(2021.7.14)ー
見てくれている人があるので改めていろいろ調べてみたのですが、宝石店などで売られているサファイアには色むらなどは見られません。それは高品質のものしか取り扱っていないためで、もともとの原石には傷や割れ、そして色むらもごく普通に見られます。それらの石も市場に出てくるときには何らかの加工がされて、サファイアの場合はほとんどが加工がされるようです。見栄をよくして販売されます。その加工技術も評価されるわけです。
このサファイアは、たぶん天然のもので、熱処理などはされず色付けのための含侵もされていないのではないか思われます。ただ表面はなめらかなので、小さな傷や割れなどはコーティングしているかもしれません。色むらは染料の含侵ではなく、自然のものだと思います。あくまで素人の鑑定ですがw...
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上の写真、右の石はたぶんアメジストでしょう。5×4mm程ですが、小さいながらオーバルブリリアントカットされています。
ちなみに韓国は紫水晶が多く産出され、土産品で指輪やネックレスとして空港などでもたくさん売られています。売店のアジュンマ(おばさん)に日本語で「紫の色の黒味がかったものは、安物だ」と教えてもらいました。薄い赤紫、ピンク色が良いそうです。
この石はピンクですが、少しダーク系で色も薄くあまり良いものには見えませんね・・・(韓国のおばさんは、とても親切です。)
このところ、写真、カメラ、万年筆は、最近ほとんど出てきませんね。そろそろ紅葉の始まる季節なので、重い大判カメラを持ち出して、手賀沼畔の写真でも撮りに行こうかな・・・と、思っている今日この頃です。
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