銅製のミルクパンの水漏れ防止処理(1)
お気に入りの銅製のミルクパンを空だきしてしまって、持ち手の接合部から水が漏れ出してしてしまいます。
木製の持ち手の先端が、焦げていました。
ロウ付けして、水漏れを防ぐことにします。そのロウ付けのための道具一式です。
耐火煉瓦、100円ライターの小型バーナー(一応1300度の火力があるとの仕様です。)、酸化防止のフラックス、銀ろう、細かく切り分けた銀ろうを入れておく小さな瓶、精密金切ばさみ、アーミーナイフは余分でした。
銀ろうのプレートは金切バサミで、四角の小片に切り分けます。
ミルクパン取っ手部のアルミリベットの接合部に、フラックスを着けます。ここに銀ろうの小片を載せて、バーナーで熱します。
なのですが、ハンダ着けの時もそうなのですが、着けようとするベースの部分も融けた接着剤のハンダや銀ろうと同じ温度にならないと接着できません。100円ライターの火力では、上手く接着できませんでした。もっと大火力のバーナーを用いないとだです。火力の強いバーナーを手に入れないと。
ちなみに耐火煉瓦の上に置いた銀ろうは、バーナーの火をかけるとすぐに溶けて球形の滴になりました。要するにバーナーの熱がミルクパンのボディーに逃げてしまって、銀ろうが融解温度まで上がらなかったということです。ミルクパンのボディーも高温になるようバーナーで熱しなければ、ロウ付けはできません。
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