革を貼りつけた万年筆スタンドを作りました。
アクリルのカードスタンドを加工して革を貼りつけ、万年筆スタンドを作ってみました。
元のカードスタンドは名刺やはがきなどを立てておくもので、クリアーなアクリル製です。
(立てているのはミスドーのポイントカードです。私はドーナッツ好きで、出かけた時にミスド―を見つけるとついつい寄ってしまいます。ミスド―も店によっていろいろ味に差があって油が古いせいなのか”不味い!”店もあります。すみません、ドーナッツオタクのディープな話で。)
元のカードスタンドを後ろに倒し、上端にくぼみを作って下に孔を開け、万年筆を立てかけられる様にします。
革を貼らずに、このままでもイイかも・・・
カードスタンドに、紙を巻き付けて孔の位置を決めます。革は伸び縮みしますし、スタンドも曲面なので位置をスケールで測っても、ズレてしまいます。
型紙に合わせて革をカットし、G17のボンドを使って接着します。
端まで接着していないので、改めてクリアーなボンドで貼り合わせてダブルクリップで固定しておきます。G17は色が着いていますので、端の部分まで使うと見栄えが良くありません。
コバや開けた孔の端部をヤスリで削り、毛羽立ちをハサミで切り落とします。
半丸ヤスリの丸い側を使って、革のカットしたコバを削り形を整えます。ヤスリがけすると、革の繊維が毛羽立ってきますので、これは改めて刃先の反り返った小さなハサミで切り落とします。
けっこう厚い革なので、折り返す端の内側も削って折る箇所を薄くし、膨らまないようにします。
削りカスがたくさん出ました。
こんな感じにできました。仕上げにコバを磨きます。
トコフィニッシュを少量、楊枝でコバに着けて磨きます。
へり磨きの棒で擦って、毛羽立ちを押さえツヤを出します。
こんな感じに仕上がりました。立てている万年筆は、”NICOLE”スターリングシルバ―(銀92.5%)、多分イタリア製です。ちょっと太めの銀製の万年筆に、よく似合うスタンドだと思います。
~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~