フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

革の万年筆スタンド

2017-02-20 00:10:00 | 筆記具文房具

革を貼りつけた万年筆スタンドを作りました。

 アクリルのカードスタンドを加工して革を貼りつけ、万年筆スタンドを作ってみました。

 元のカードスタンドは名刺やはがきなどを立てておくもので、クリアーなアクリル製です。
 (立てているのはミスドーのポイントカードです。私はドーナッツ好きで、出かけた時にミスド―を見つけるとついつい寄ってしまいます。ミスド―も店によっていろいろ味に差があって油が古いせいなのか”不味い!”店もあります。すみません、ドーナッツオタクのディープな話で。)

 

 元のカードスタンドを後ろに倒し、上端にくぼみを作って下に孔を開け、万年筆を立てかけられる様にします。
 革を貼らずに、このままでもイイかも・・・

 

 カードスタンドに、紙を巻き付けて孔の位置を決めます。革は伸び縮みしますし、スタンドも曲面なので位置をスケールで測っても、ズレてしまいます。

 型紙に合わせて革をカットし、G17のボンドを使って接着します。

  端まで接着していないので、改めてクリアーなボンドで貼り合わせてダブルクリップで固定しておきます。G17は色が着いていますので、端の部分まで使うと見栄えが良くありません。

 コバや開けた孔の端部をヤスリで削り、毛羽立ちをハサミで切り落とします。
 半丸ヤスリの丸い側を使って、革のカットしたコバを削り形を整えます。ヤスリがけすると、革の繊維が毛羽立ってきますので、これは改めて刃先の反り返った小さなハサミで切り落とします。
 けっこう厚い革なので、折り返す端の内側も削って折る箇所を薄くし、膨らまないようにします。
 削りカスがたくさん出ました。

こんな感じにできました。仕上げにコバを磨きます。

 トコフィニッシュを少量、楊枝でコバに着けて磨きます。

 

 へり磨きの棒で擦って、毛羽立ちを押さえツヤを出します。

 

 こんな感じに仕上がりました。立てている万年筆は、”NICOLE”スターリングシルバ―(銀92.5%)、多分イタリア製です。ちょっと太めの銀製の万年筆に、よく似合うスタンドだと思います。

 

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コメント
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