石、宝石が好きで探してみたら、こんなに見つかりました。
前回、トルマリンを腕時計のリュウズの頭に着けてみましたが、改めて在庫を探してみたら、こんなにありました。
考えてみると昔から石が好きでした。手元に集まってしまったジュエルを、ご紹介いたします。
合成ルビーです。ダイヤモンドに次ぐ高度9.0で、非常に硬い宝石です。合成の石なので8.153ctと、かなり大粒です。天然であれば、目の飛び出るような値段になります。
エリザベス女王の王冠の中央に付いている赤い宝石はルビーと言われていますが、そんなに大きなルビー(数百カラット)は有史以来確認されていません。これはガーネットあるいはスピネルと言われています。
現代であれば合成ルビーで大きな、数10カラットのものも簡単に作られるでしょうけれど。
ルビーの価値はその色で、最上のものはピジョンブラッド(鳩の血)と言われる透明感のある深紅の赤です。ビルマで多く産出されます。
最初にアップしていたBlogの写真、間違っていました。ガーネットではなく、これも合成ルビーです。10ct. あります。ちょっと下品なほど大きいです。色は少し黒みがかっていますが赤が濃く、なかなか良いルビーです。
合成ルビーとは、物質的な組成は天然ルビーと同じなので、光の屈折率や硬度など物理的な性質は本物と全く同じです。
これがガーネット(柘榴石)です。ルビーと似ていますが、硬度は7.5でルビーやダイヤモンドに比べると、軟らかく傷つきやすいです。大きな石が採れるので、大玉でも比較的安価です。宝石の評価としては、あまり高くありません。
ガーネットの価値は透明感と深紅の赤色ですが、黒味を帯びていると評価は下がります。ルビーのピジョンブラッドに対してワインレッドの赤と評されています。
多分(いや、絶対に)合成サファイアですね。カットはマーキーズブリリアント(ナツメ形)に、キレイに形が整えられています。長径は10mm程度で、このままペンダントトップや指輪に使えそうです。
透明感のある淡いブルーで、なかなかキレイな良い石です。このブルーは、まるで沖縄の海ですね。
これも合成サファイアでカットは、オパールブリリアントです。透明度はありますが色がやや黒味を帯びていて、評価としては低いものです。
大きさは長径10mm以上で、このまま指輪に使えそうです。
ブルーのサファイアは、アメリカなどの大学で、カレッジリングによく使われています。
淡いブルーの、スピネル?です。正八面体に結晶している原石です。高価なものではありませんが自然の中で、このようなピュアな塊になるとは何とも魅力的です。
カットせずに、このままプラチナワイヤーの中に閉じ込めて、ペンダントトップにすると素晴らしいネックレスになると思います。
ムーンストーンではないと思います。パラゴンとありますが、オパールのようです。
ティアドロップ形のルースで、細い穴が開けられています。細いチェーンを通せば、即ネックレスになります。パープル・ブルーの乳白色は、清楚で若々しい雰囲気を感じさせてくれます。
天然のルビーです。1.6mmфのラウンド形にカットされています。ビルマ産です。前回のレディース腕時計のリュウズトップに着けようと思って手に入れたものです。左はピンク、右はレッドで赤の色が濃いです。ピジョンブラッドまでとは言えませんが。
サファイアの原石です。 ライトボックスの上で撮ったのですが、色が暗くてブルーの色がよく分かりません。
ルーペで見ると、深い傷はあまり無いようなので、このまま上手くカットすれば良いルースに加工できるかもしれません。
キレイにカットされた、トルマリンです。エメラルドに比べるとやや暗く、透明度と輝きに欠ける色合いです。
でも深みのあるグリーンは存在感があり、このまま指輪に加工しても1.85Ct.と大粒だし、良い物ができると思います。
薄い緑色のトルマリン、5Ct.あります。トルマリンは他に、ピンクやブルーにも発色します。
キレイなティアドロップ形に磨かれているので、尖った側に細い穴を開けてプラチナなど光沢のあるワイヤー通すと、すてきなネックレスになると思います。
ほとんど原石に近い濁りや傷のあるルースも、なかなか魅力的です。
タンザニア産のトルマリンです。これは、前回レディース腕時計のリュウズトップに着けたものです。左の粒は、その時に割った片方のカケラです。
宝石は大きい物が注目され価値があると評価されますが、ほんの2mm程度のカケラでも使い道はあるものです。リュウズの頭に緑のトルマリンがあるだけで、その時計の価値が格段に上がると思います。
これもタンザニア産のトルマリンです。
地球には宝石帯と呼ばれる帯状の地域が存在します。宝石は一般的に変成岩で、それが地球規模で帯状に存在しています。
アフリカ南部、マダガスカル、インド南部、スリランカ、東南アジアのビルマ、タイ、インドネシア、太平洋を越えてメキシコ、南米のブラジルなどです。
宝石とは鉱物に対する単なる人間の評価ではありますが、このように世界に帯状に存在しているのは、地球という惑星の創生期に係わりがあるのかもしれません。
高価なものではありませんが宝石、まだあります。改めて紹介させていただきます。
ー追伸ー
ブログを始めて、ちょうど1年!になります。勝手なプライベートの趣味の世界にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。これからも、あいも変わらずダラダラと続けて行くつもりですが、お暇があればお付き合い下さい。
拝具
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