5月9日に「赤の広場」で開催の対独戦勝記念日。
演説したプーチンは、特別軍事作戦ではなく・・・。
本物の戦争と表現して、市民に戦う意義をアピールした。
だが、パレードを含めて、ショボ過ぎる演出。
結果、市民のテンションも高揚しない景色に変貌。
それどころか成果を上げられない政権に・・・。
そもそもなぜこの戦争を続けなければならないのか?
「そもそも論」が、広がり始めたらしい。
ネオナチ政権を倒すためとか、ドンバス2州の住民を守るため。
そんなレトリックが、もはや通用しない状況のようだ。
加えて民間軍事会社「ワグネル」の代表者。
プリゴジンくんは、一時、戦線離脱を宣言した。
だが、激戦地バフムトに留まり戦闘を継続する決意を表明。
ところが、要求の弾薬が10%しか届いていないことに激怒。
我々は、ぬけぬけと騙された!
バフムトを離れたら母国への反逆とみなす、だと!
弾薬が無ければ我々は離れる。
本当に母国を裏切っているのは誰なのか!と怒りは収まらない。
大義が揺らぐ最中、クレムリンではドローン爆破事件が発生。
国民の気持ちの中に、危機意識が生じてしまったようだ。
そして戦争続行では、オンライン召集令状で国民総動員。
そんなこともあり得るんだって!
今後、早く戦争を終息させるべきという声。
それが高まることは必至のようだ。
大義を失った戦争・・・プーチンはどう収束するのだろうか?
ロシア敗戦の足音がヒタヒタと忍び寄っている。
そのことだけは、間違いないなぁ・・・。