持続化給付金(その2)

ところで協議会は、事業全体の統括と振り込み業務を行い・・・。
再委託を受けた電通がコールセンターや申請受け付けの管理をしているそうな。
おまけに電通が、業務の一部を更に他社に委託した可能性もあるらしい。

経済産業省は、電通に直接委託しなかった理由を、こう説明するが歯切れが悪い。
公募の提案書の内容がきちんとしていたから(協議会を)選定した・・・。
ところで持続化給付金は、5月1日から申請が始まった。

経済産業省は当初、申請から2週間程度で支払えるとしてきたが、今ではそれ以上に時間がかかるケースも目立つとか。
おまけに申込みのホームページやコールセンターに繋がりにくい状態も続いるそうな。
現状で給付済みは、申請件数の約6割の約75万件。

それにしても電通に直接委託すればいいのに、なぜこのような団体を絡めるのだろうか？
巨額の税金が投入される事業でありながら、経済産業省・団体・電通は、納得できる説明をせず逃げ回る。

協議会は、中小企業庁の委託事業につき回答は控える。
電通広報部は、個別事案に関しては回答を控えるという。
パソナグループは、持続化給付金については答えを差し控えている。
トランスコスモスは、持続化給付金関連事業は、中小企業庁の委託事業のため回答は差し控えさせていただく。

と四者とも、歯切れの悪い言い訳で逃げまわる景色である・・・。