忖度政治を斬る

東京都知事が、自民党にバッサリ斬り込む景色。

忖度政治、これこそ自民党都連そのものだと断言しておく！
自民党都連では東京を引っ張る力はない。
足を引っ張る力はある！

ボスの気持ちを忖度し良い子ちゃんでないと議長になれない！
忖度しなければ、議会を怒らせれば、条例案も通らない！
忖度に次ぐ忖度をやったのは自民党都連そのもの！

都内の街頭演説では、歯切れの良い言葉が延々と続く。
都知事になって初の都議選告示は、6月23日。
地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問として・・・。
立候補予定者と一緒に街頭演説で吠えまくる百合子さん。

ナルホドなるほど、「忖度」ブームに便乗して有権者の心を鷲づかみか。
聴衆の都民からは、大きな拍手で盛り上がる展開。
でもねぇ～、自民党の党籍がある身での自民への反撃には、ちょっと？でもある。

かたや自民党は、党本部や政権の幹部も参加して・・・。
五輪準備や築地市場移転問題を捉えて、「決められない知事」と批判。
はたまた「ファーストではなくラスト」だと皮肉って巻き返す景色。

「忖度の好きな自民党」vs「決められない百合子」。
さてさて軍配はどちらに上がるんだろうか？
木戸銭なしの大勝負は、益々ヒートアップの景色。

見ごたえ十分の東京都議選である・・・。