養蚕は、その昔、農家の最たる収入源だった。
そのため、蚕(かいこ)の事をお蚕様(おこさま)や(おかいこ
さま)などと呼び、あがめ立てていた。
蚕から取れる糸を絹糸と言うが、細くて丈夫な事から戦時中は
落下傘に使用され、需要はとどまるところを知らなかった。
今では輸入品に押されているのと後継者不足により減少の一
途をたどっている。
我が家の近くでもカーブの所に桑畑があり、伸び放題で危な
いので、道路清掃の時に地主の許可を得て伐採した
蚕は上のほうのやわらかい葉っぱを喜ぶ
蚕だけではなく、外来種のアメリカシロヒトリも大好物なの
で、農家にとっては深刻な問題
環境に順応性があるので全滅させるのは不可能らしい
白っぽい部分はアメリカシロヒトリが食った跡で、このまま繭を作
る準備に入り、これ以上行動範囲が広がることはないので、秋か
ら冬にかけての退治がベスト
鎖国(さこく)も日本昔話になった。
貿易や旅行で、殆どの国と行き来でき、日本に存在しなかった生
物も持ち込まれる。
生態系の変化は一個人が心配しても仕方ないが・・・
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