グッドぐんま 2

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鳥見を始めよう ~双眼鏡~

2011年11月07日 23時43分58秒 | バードウォッチング
冬鳥ご一行様が続々と到着し、鳥見にイイ季節になってきました。

ジョウビタキ ♂


鳥見に必須なのは、やはり双眼鏡。
双眼鏡にはいろいろな種類がありますが、鳥見に適しているのは倍率が8倍前後のものです。たまに新聞や雑誌の広告欄に50倍だの100倍なんていう“スゴイ”双眼鏡が掲載されていたりしますが、そんなものは鳥見には使えないので、間違っても買ってはいけません。また、コンデジではズームが普通ですが、双眼鏡のズーム付きは重いし、単焦点よりも見え方が劣るので避けた方がよいです。
蛇足ですが、カメラのレンズの10倍ズームと双眼鏡の10倍は意味が違います。カメラの場合はレンズの焦点距離が、たとえば28㎜~280㎜に変化させられることを10倍ズームと言います。それに対して双眼鏡の場合の10倍とは、100m離れた場所にあるものを10mの距離で見るのと同じ大きさで見ることができるという意味です。

私が鳥見に主に使っている双眼鏡はニコンのモナークⅢ 8×42D CF

倍率が8倍で、レンズの口径が42㎜の双眼鏡です。
レンズの口径は大きくなればなるほど、当然ながら明るくて見やすいのですが、双眼鏡自体の大きさや重量も大きくなります。この双眼鏡の重量は610g。同じクラスの双眼鏡に比べて重い方ではありませんが、一日中首からぶら下げていると、ちょっと疲れます。

モナークⅢ8×42は、よく見えてイイ双眼鏡なのですが、ちょこっと持ち歩くには少々サイズが大きめ。そこで普段、バッグに忍ばせているのはもっと小さな双眼鏡です。
コーワ BD25-8GR

倍率はモナークと同じ8倍ですが、レンズ径が25㎜なので、重量も320gとだいぶ軽量、コンパクトです。
また、最短合焦距離が1.8mと比較的近くのものにもピントが合うので、虫見にも重宝しています。

それと、私もそうですが、眼鏡使用者は双眼鏡のカタログに書いてある「アイレリーフ」の数値にも注目してください。眼鏡使用者はこの数字が15㎜以上あるものを選びましょう。アイレリーフが短い双眼鏡だと、眼鏡をかけていると視野全体を見渡すことができない場合があります(ケラレが生じる)。

普段見慣れたシジュウカラも、双眼鏡でじっくり観察する何か新しい発見があるかも


双眼鏡の値段は千円未満から数十万円までピンキリですが、ちゃんとした光学メーカーの5千円前後から数万円のものを選べば、まぁ間違いはないと思います。
スワロフスキーの20万円以上もする双眼鏡って、いったいどんな風に見えるんだろう? 覗いてみたいなぁ。誰か貸してくれないかなぁ・・・

早くツグミにも会いたいな








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