グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森  師走 其之壱

2010年12月21日 19時00分23秒 | ぐんま昆虫の森
今日は休日出勤の振替でお休み。という訳で、約3週間ぶりにぐんま昆虫の森


活発に動き回る虫の姿が見られなくなった冬、しかも平日。オフシーズンのフィールドは、とっても静か・・・。(私は、昆虫の森にオフシーズンは無いっ! と思ってますけどね)
明るい林の中に、ガサガサと落ち葉を踏む音だけが響きます。


ジョロウグモの卵のう

ジョロウグモは10月から11月頃、木の幹などに産卵し、卵で越冬します。

「おや?、まだ卵のうを守っているメスがいたか」と思って、近づいてよく見ると、この親グモはすでに死んでいました。


自分の命が尽き果てても、まだ卵を守ろうとしている親グモ。母の愛の凄まじさか・・・。合掌


オオカマキリの卵鞘


ハラビロカマキリの卵鞘


イラガの繭

イラガの幼虫は、悪名高き?“電気虫”。うっかり触れるとビリッと激しいに襲われます。
多くの場合、刺された後の痛みや腫れは短時間で収まりますが、症状がひどい場合は皮膚科で受診を。

イラガ/庭の刺す毛虫・刺さない毛虫 (社)農林水産技術情報協会

トックリバチ(ミカドトクリバチ?)の巣


コバネイナゴ 

今日は寒かったですが、まだ元気でした。頑張るなぁ

アゲハのさなぎ


ジャコウアゲハのさなぎ


オオムラサキの幼虫



「ぐんま昆虫の森友の会」が今月初めに行ったオオムラサキの越冬幼虫調査では、オオムラサキが477匹、ゴマダラチョウが106匹確認されたそうです。
来年の夏もたくさんのオオムラサキが見られるとよいですね (^^)

校外学習で訪れた小学生たちがカブトムシの幼虫を観察しているところに遭遇


みんなとっても楽しそう(^^)


夏の終わりにふ化したカブトムシの幼虫は、秋までに大きな3齢幼虫になり、冬を越します。



つづく




身近な鳥たち

2010年12月20日 23時30分06秒 | バードウォッチング
今日の昼休み鳥見散歩から

ツグミ 


今季のツグミ初認は11月5日でした。それから12月上旬までは木の上にいることがほとんどだったのですが、最近は地面で餌を探している姿をよく見かけるようになりました。



鳥にとって、木の上の方が安全でしょうから、できるなら地面には降りたくないはず。安全な木の上の餌が少なくなり、やむを得ず地面で索餌しているということなのでしょうね。
木の上よりも地面にいる方が“ツグミらしい”という気がしますが・・・

シメ 


太い嘴で堅い実も簡単に割ってしまいます。


ジョウビタキ 


オナガ 

関東地方に住んでいると珍しくもない鳥ですが、分布は限られており、国内では中部以北の本州でしか見られません。

スズメ 




アオサギ 



アオサギは日本最大にサギ類ですが、同じく大型魚食性の鳥であるカワウ同様、近年、生息域が拡大しており、生息数も増えているようです。

第6回自然環境保全基礎調査鳥類繁殖分布調査について 環境省(平成17年4月8日)

マガモ 




コガモ 


カルガモ 




ナンキンハゼの種子

ナンキンハゼは中国原産の落葉高木。紅葉が美しく、公園に植栽されたり街路樹に利用されています。
この種子、あまり美味しそうではありませんが、ヒヨドリが食っているのを見かけます。


最近、こんな本を読み始めました


センダンの実って美味しいの?

2010年12月19日 23時04分21秒 | 自然観察
すっかり葉が落ちたセンダンの木に残っている実


センダンと言えば「栴檀は双葉より芳し」という諺を思い出しますが、この「栴檀」は、よく目にするセンダンのことではなく、ビャクダン(白檀)を指します。紛らわしいね。

センダンはセンダン科の落葉高木。5月下旬頃に紫色の花を咲かせます。


センダンの実は果肉が薄くて、しかも変なニオイもするので、鳥には人気がなさそうで冬になっても木にはたくさんの実が残っています。
でも、ヒヨドリは時々、センダンの実をついばみに来ます。



鳥の好みは分からないなぁ。 ちっとも美味しそうじゃないのにね (^_^;)

ハシボソガラスもやってきました。


あ~ん


ぱくっ!

1級ビオトープ計画管理士

2010年12月18日 22時40分11秒 | 自然観察
今日、9月に受験したビオトープ管理士試験の結果が届きました。
口述試験もクリアでき、無事、1級ビオトープ計画管理士に合格しました(^^)


ビオトープ管理士って何? 池の管理人? と思われる方もいるかもしれませんが・・・(^^;)
「ビオトープ管理士」は、日本生態系協会が認定する民間資格で、「計画管理士」と「施工管理士」の2種類があり、
【ビオトープ計画管理士】は、『地域の自然生態系の保護・保全、復元、創出の理念や、野生生物等の調査技術を踏まえた、広域的な地域計画(都市計画、農村計画など)のプランナー』
【ビオトープ施工管理士】は、『地域の自然生態系の保護・保全、復元、創出の理念や、野生生物等の調査技術を踏まえた、設計・施工にあたる事業現場担当の技術者』
という位置づけになっています。
さらに、それぞれの部門が1級と2級にランク分けされており、今回私が合格した1級は「業務における責任者のレベル」。 2級は「基礎的な知識のある技術者のレベル」となっています。

2級の試験は、択一問題と400字の小論文だったのですが、1級の試験では択一問題に加え、記述問題(400字)4問と1,200字の小論文。記述問題は、経験がなければ解答が難しい、なかなかの良問でした。(1級の合格率は10%台ということも頷けます)

これからも、生物多様性の社会における主流化に微力ながら貢献していきたいと思います。


(財)日本生態系協会

生物多様性国家戦略2010のポイント 環境省


                                        

おまけ
今宵の月


館林の白鳥

2010年12月18日 20時43分56秒 | バードウォッチング
この時期、館林と言えば、白鳥。
多々良沼や城沼は県内最大のハクチョウの越冬地。毎年、11月上旬から3月下旬にたくさんのハクチョウを見ることができます。

コハクチョウ






給餌場所には、おびただしい数のオナガガモ

ここに限らず、ハクチョウに餌付けをしている湖沼では、必ずオナガガモの大群がいます。

オオバン


館林の白鳥情報 館林市


                                        

今朝は、1時間ほど嶺公園で鳥見散歩。
ベニマシコ、アカゲラ、コゲラなどフォトジェニックな鳥さんたちが姿を見せてくれたのですが、新しいカメラに慣れていないこともあり、ことごとく撮影に失敗
早く使いこなせるようにならなくては・・・

モズ


嶺公園で見つけた鳥(2010.12.18)
カワウ、トビ、チョウゲンボウ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、カシラダカ、ホオジロ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カオジロガビチョウ

なまず天丼 川魚料理せきぐち(館林市)

2010年12月17日 23時00分33秒 | 美味しいぐんま
群馬県は海なし県ですが、前橋や高崎周辺では川魚を食べる文化はあまり残っていません。
しかし、「つる舞う形の群馬県」の鶴の頭部にあたる館林や邑楽郡周辺では、今でも、コイやフナ、くちぼそ(モツゴ)、ナマズなどの身近な川魚を食べる文化が残り、街の中で川魚料理の店をよく目にします。

城沼湖畔にある川魚料理せきぐちも地元の方々に愛されている川魚料理店の一つ。

館林方面に出かけた時には、このお店によく寄ります。

館林市や邑楽郡周辺では、美味しい鰻がお手頃価格で食べられるお店が多く、せきぐちでも鰻重を注文するお客さんが多いのですが、今回私が食べたのはなまず天丼 

ナマズもこの地域の名物です。

見た目からは想像しにくいですが、ナマズは上品な白身の魚なんです。


とっても、美味しいよ (^.^)

ナマズの天ぷらをまだ食べたことのない方は、是非一度お試しくださいませ。

川魚料理せきぐち
 館林市当郷町1975 地図


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35倍ズーム! Canon PowerShot SX30 IS

2010年12月16日 23時54分37秒 | 自然観察
ネットで注文したカメラが昨夜、到着。
キャノンのPowerShot SX30 IS です。


35㎜フィルムカメラ換算で24㎜~840㎜の35倍ズーム。
今まで使っていたSP-570UZにテレコンバージョンを装着した場合(884㎜相当)よりも多少は短いですが、テレコンの必要が無い分、よりコンパクトで持ち歩きには便利。
お散歩自然観察の記録用カメラとして活躍してくれることでしょう(^^)

また、液晶モニターがバリアングルタイプなので、ハイアングルやローアングルの撮影がとても楽になりそうなのも、うれしい。


カワウ


今宵の月


ホントは、マイクロフォーサーズ機+望遠ズームレンズ が第1希望だったんですが、レンズキット&300㎜のレンズでは、どうしても10万円は超えてしまいます。先立つものがないので断念。
まだ、しばらくはコンデジで頑張ります (^^;)

PowerShot SX30 IS  Canon


クニマス再発見

2010年12月15日 22時49分42秒 | 
絶滅したとされていたクニマスが富士五湖の西湖で発見された話題がマスコミを賑わしていますね。今回の再発見には、さかなクンが関係していることもマスコミが飛びついている大きな理由でしょうが・・・ (^^;)
クニマス(Oncorhynchus nerka kawamurae)は秋田県の田沢湖にのみ生息していたサケ科の魚で、ヒメマス(Oncorhynchus nerka nerka)の亜種とされています。
昭和15年(1940年)に発電所の建設と農業用水確保のために、強酸性の温泉水が流れる玉川の水を田沢湖に導入した結果、湖水の急速な酸性化によってクニマスは絶滅してしまいました。
西湖には、昭和10年(1935年)に田沢湖から卵が移植されており、今回発見されたのは、その子孫と考えられます。

クニマスの標本


手元にある図鑑によると、クニマスは他のマス類とは異なり、1年中産卵するそうです(主な産卵期は1月下旬~3月下旬と7月~10月)。
西湖のクニマスはどのような生態なのか? ヒメマスとは交雑しないで、かつて田沢湖にいたクニマスと全く同じなのか? 田沢湖からは何か所か移植が試みられましたが、なぜ西湖でだけ生き残ることができたのか? など、興味はつきません。

一連の報道をきっかけに西湖でクニマスが乱獲され、二度目の絶滅などということが起こらないことを強く願っております。

クニマス  Wikipedia

味の店ゆたかの「豚めし」 (前橋市敷島町)

2010年12月14日 23時02分02秒 | 美味しいぐんま
敷島公園ばら園のすぐそばにある「味の店 ゆたか」。
この店のメニューで、1年も前から、と~っても気になっていたものがありました。
それは、豚めし 

炭火で香ばしく焼いた上州麦豚のバラ肉を秘伝のみそだれで仕上げた丼。
昨年度の第一回前橋T-1グランプリの決勝に進出した逸品です。

ゆたかにはランチには何回か来ていたのですが、豚めしは夜のみのメニューなので、なかなか機会がなく、やっと食べることができました。
このお店、どの料理も美味しいのですが、この豚めしもとっても美味しゅうございました。豚好きにはたまらない丼です。

このお店、店名が“味の店 ゆたか”と言うだけあって、ホント料理が美味しいんです。
大和芋の磯辺揚げや群馬県産原木椎茸のバタ焼き、大粒の牡蠣フライも美味しかったよ(^^)

ついつい食べ過ぎ。今回は明らかにカロリーの過剰摂取ですな。3日間くらい絶食した方がよいかもしれません・・・ (^^;)

味の店 ゆたか
 ■場所 前橋市敷島町257-3 地図
 ■営業 11:30~14:00
       17:00~23:00
       水曜定休



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だんべうどんのカレーうどん (前橋市富士見町)

2010年12月13日 22時41分53秒 | 美味しいぐんま
前橋市富士見町のだんべうどんは、地粉を自家製粉するほど、小麦粉にこだわりをもっているうどん屋さん。
前回は肉汁うどんを食べましたが、カレーうどんも自慢の逸品らしいので、次はカレーうどんを注文しようと決めてしました。
しかし、あの地粉の風味を生かした美味しいめんをカレーうどんにするなんて、もったいないのでは? と、正直言って少々不安に思いながら、カレーうどんを注文。



熱々のカレーうどんを一口すすったら、注文する前の一抹の不安感は払拭されました。
このお店の力強いうどんはカレーに負けることなく、しっかりと小麦の旨さを主張しておりました。流石です。


寒い日には、カレーうどんがオススメだいね(^^)


だんべうどん 前橋市富士見町時沢860-3



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