「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

恐怖突入は、本当に必要か?

2021年06月20日 04時49分56秒 | コラム 

 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

ただいま、朝の4:45分です。

今日は、晴れそうです。

さて最近私は、何ごとも無理をすると長続きしないなぁとあらためて感じています。

どうしても、自分がやりたいことのために必要な恐怖突入は否定しません。

しかし、症状を克服するための悲壮感漂う恐怖突入など自信喪失を加速させるだけです。

偏見を承知で、社会で神経質性格ではない人を観察するとこのような事を発見します。

まずは自分には、相当甘い。

そして他人に厳しいですね。

苦手な事、嫌な事からとことん逃げる。

そして指摘されてもあつかましく開き直る。

得意な事は、自慢する。

ごまかしたり、手抜きは日常茶飯事です。

しかしですね、ここが今日の私の話の肝ですが、完全に逃げないのです。

仕事の中身は別にして、とりあえず出勤している。

成果が出なくてもチャレンジしたふりをしている。

何とかごまかしながら学校や会社に行って、勉強や仕事をするふりをしている。

嫌な会議も何の発言もしないけれど、とにかく座っている。

それに引き換え、とらわれの最中の神経質者は症状を理由に生活をストップさせることがあります。

完全でなければ全ての責任を放棄して組織から急に撤退することがあります。

この紙一重の差が地獄を生み出すのです。

いわゆる、100点か0点かの発想です。

20点や50点が存在しない。

誤解をしないでください。

生活を維持しながら森田を学ばれている皆さんは、社会とつながりながら70点主義を実践されている方も多いですね。

コロナ禍で、いかにも体裁を整えているようにみえる偉い人もいざとなれば、危ういなぁと感じました。

今更ですが、完全など存在しません。

最後に仕事をしている振りをしてきた私一世は、いつまで経っても出世しない。(大泣)


2021・6・20 一世


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