大阪水曜ほっと集談会一世です。
毎日毎日、森田と神経質性格の事ばかり書いているブログも珍しいかと思う。
それだけ神経質性格に興味が尽きない私です。
森田先生が生涯を賭して研究された理由が少しわかるような気がします。
ダイヤの原石は、磨けば磨くほど輝く、そのような印象です。
さて森田先生が神経質者は優秀であると言われていたことは、周知のとおりである。
事実私が、出会った仲間の皆さんは確かに優秀な方が多かった。
そのうえ謙虚で控え目と鬼に金棒である。
では逆に弱点はなにか?
以下私の偏見と独断である事をご理解いただきたい。
一番はリスクを取らない事かと思う。
石橋を叩き割って渡らない程、用心深いところがある。
高い能力を表に出さない。
周りから求められたチャンスも断る。
自己PRを嫌う神経質は、その能力以上に評価をされていない印象である。
あくまでも、これはとらわれの最中にある場合のことです。
私は以前フラワーアレンジを習っていたことがある。(本当です)
実感したのは、ラッピングも大切であるという事実です。
そして、メインの花も大切ですが、小花やグリーンも大切なのです。
必要以上に飾ることはオススメしませんが、神経質性格を少しオシャレにラッピングしませんか!
そして、もう一つは自分の限界を知らない事でしょうか。
さながら野球に例えますと監督でありながら、すべてのポジションを守りしかもホームランバッターを目指している感じがします。
不可能を可能にする努力を続けることは、エネルギーを消耗し、自らの欲求と反対の方向に向けて進んでいるのでいつまでたっても目的地に辿り着けないのです。
森田先生が、森田療法を神経質性格には有効であるが、すべての精神疾患に対応できるとは言われていません。
そこに私は、森田先生の見識の高さを感じます。
もちろん現代では、副産物としてあらゆる領域で森田療法が活かされていると感じます。
私のような人生の方向音痴が言うのもおこがましいですが、森田を羅針盤にぼつぼつ動いていますと、今まで何とかなりました。
それでは、皆様本日も嫌々ながら仕事に行ってまいります。
どうぞ心豊かな時間をお過ごしください。
2021・7・16 一世