大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日は、仕事が休みで朝から畑で汗を流していた私です。
スイカ、枝豆、なすび、ジャガイモなど、夏野菜がいっぱいです。
高齢の母が、ひ孫のために丹精こめて植えたものです。
植物もまた人間社会と似て雑草に阻まれたり、梅雨の雨にさらされながらも、たくましく生きているのを感じます。
命の躍動とでも、申せましょうか?
ふと以前に発見誌に掲載されていたコラムを思い出しました。
確か仕事の休みの日に畑仕事をして汗だくになり着替えて、一杯のビールを飲んだというありきたりな話でした。
結びに、幸せとはこのような身近で些細な事の中にあるのではないかと書かれていました。
当時は、そんなことが幸せかと読み流していた私ですが、妙に心に残りました。
照顧脚下という言葉があります。
他人にどうこう言う前に自分自身を見つめ直せと意味のようです。
そういえば、若い頃から小賢しい理屈で両親に反発し、わかったような気になっていた私です。
このような人間が、とらわれて思想の矛盾に苦しんだのは当然かもしれないと思う事があります。
齢(よわい)80歳まで元気で働き、ひ孫にまで愛情を注いでくれる両親を今ではとても尊敬しています。
2021・7・21 一世