大阪水曜ほっと集談会一世です。
本日59歳になった私です。
それがどないやねん!(こころの声)
今日まで何とか生きてきました。
職場で評価されることもなく、家族に感謝されることもなく、発見会に貢献することもなく潜伏期間59年です。(綾小路きみまろ氏口調)
ところで私は昭和30年代生まれです。
バリバリのおじさんです。
振りかえりますと映画3丁目の夕日に描かれたような昭和ノスタルジーを感じます。
自宅に電話回線が引かれたのが、小学校3年生頃だったと記憶しています。
手塚 治虫氏のジャングル大帝を見ていました。
10歳頃突然、死の恐怖に襲われました。
恐怖のあまり、家を飛び出したことを覚えています。
その頃から神経質性格の兆候がありました。
当時の貧しい我が家の経済状態も背景にありました。
おもちゃも、家族旅行もなく、外食は年一回でしたね。
しかし社会全体が貧しかったので、それでも幸せだったと思います。
今日、物はあふれスマホ依存になるほど情報の洪水に見舞われています。
温暖化による自然災害、政治的な分断、貧富の二極化が進んでいます。
人類は、本当に幸せを手に入れたのでしょうか。
受験、就職、結婚とセオリー通りに生きてきました。
そろそろ脱線しても良いかなと思う日々です。
暴走おじさんにならないように気を付けます。
最近まで心のとらわれを何とかしようと小賢しい努力をしてきた私です。
放置しておけば自ずと自己内省が働き軌道修正が出来たはずです。
それを意志の力でねじ伏せようとした結果が地獄への入り口でした。
森田療法の学びにより行動の自由をそして更に心の自由を得た私です。
嫌いはものは嫌い、苦しいことは苦しい。
そのあたりまえのことに気づくのに59年を要した私です。
いつかこの森田の恩恵を何らかのカタチで次世代の若者や社会に還したいと本気で考えています。
2021・7・28 一世