大阪水曜ほっと集談会一世です。
本日は少し過激な私です。
残念ながら未だに森田療法を症状を排除するための対症療法としてとらえている方に出会います。
そう言う方に共通しているのが、やたら森田理論に詳しいのです。
森田先生はこう言われているとか、全集第何巻に記述があるとかやたら詳しいのです。
あんたは、森田辞典か?
森田先生に直接会ったのか?
私はこれをパッチもん森田と呼んでいます。
パッチモンとは、大阪弁で偽物、まがい物というような意味です。
関東では、バッタもんですね?
ちなみに対義語は、ほんまもんでしょうか?
本物と言えば森田先生の門弟であられた水谷啓二先生は、とことん本物にこだわった方という印象です。
勝手な私の想像です。
その水谷先生は、58歳で亡くなられています。
私は先日先生の年齢を超えました。
とても不思議な感覚です。
私が100年生きても先生の境地には辿りつけないでしょう。
若い頃水谷先生の書かれた胆力がつく本に出会いました。
今は改定されて下記のタイトルになっています。
心に力がわく5つのヒント いま必要な“あるがままに生きる強さ”とは何か (青春文庫)
私はこの先生の本から心の深層と螺旋型に生きることを学びました。
2021・7・30 一世