大阪水曜ほっと集談会一世です。
最近森田の学習意欲に目覚めた私です。(今頃か?)心の声
先月大学のキャンパスで遊んでその思いをさらに強くしています。
朝五時から自覚と悟りへの道を読んでいる人間はあんまりおらんやろ?
と自己満足にほくそ笑んでいます。
毎年五月になりますと悪夢のような五月病と高校時代を思い出します。
無理な学習計画を立て勉強をしようと思えば思う程勉強ができない、読書恐怖という強迫観念に苦しんだ私です。
高校時代数学の先生に職員室に呼び出され、隣の現代国語の先生が追い打ちを掛けて、英語の先生がとどめを刺すといった案配です。
永く自分は頭が悪いと思い込んでいました。
確かに良くはないですが。
どっちやねん?(笑)
当時の先生に言いたい!
俺の青春を返してくれ!
念の為皆様、冗談ですよ!
ところで3年前のデータですが精神疾患による学校の教員の休職者数が5千人を超えたと書かれていました。
先生も苦しんでいるのですね。
環境に適応するのに時間のかかるのが神経質のひとつの特徴です。
面の皮が厚くなった現在はそうでもありません。
ところで当時は、夏休みまでが地獄でしたね。
今はフリースクールなど選択肢も多いですが、45年前は受験校で落ちこぼれると本当にきつかったです。
人格を全否定されたようで、逃げ場がない。
今はこう思います。
本当に頭が悪い人間は、森田療法を理解できないやろ!
記憶力や集中力だけが人間の能力か?
もっともっと森田式メソッドを初等教育の段階で現場に採り入れて欲しいと願う一世です。
そもそも、頭のよし悪しは誰が決めるんじゃ?
思想の矛盾を助長するような教育に対する森田博士のコメントは下記のとうりです。
当世教育の幣は、人をして、実際を離れ、いたずらに抽象的たらしめ、思想の矛盾に陥らししむるにあり。
2022.5.22 一世