大阪水曜ほっと集談会一世です。
10代の頃の私の最大の願いは、友人がたくさんほしいというシンプルなものでした。
それは同時に集団の中の孤独の裏返しでもありました。
今は友人はたくさん要らない、むしろ少数でもよいので深く人生を語りたいと思います。
皮肉なことにそう思いますと、友人や知人が増えるのです。
来るものは拒まず去る者は追わずが、今の私の立ち位置です。
もう一つは雑多な体験を積んできたので、その場の雰囲気に合わせてカメレオンのように自分を変えることができるようになったことも要因です。
良し悪しは別にして、今では回転ずしに行っても知人が出来るような有様です。
30年以上の接客スキルと森田療法の学びのお陰で、人との距離の微妙なバランス感覚が養われたと思います。
友人が出来ない、人の輪に入れない人は集談会を活用してほしい。
特に若い方はここで人間関係の基本を学び社会と関わってほしい。
集談会はどんな自分であっても受け入れてもらえる場所です。
失敗しても良い。
私は集談会での司会や一泊学習会でのレクリエーション担当を学生時代からやっていました。
そのことが社会に出た時に随分役に立ちました。
もちろん集談会と同じ通りとはいかなかったことも事実ですが。
とりあえず逃げることなく、何でもやってみました。
雑多な体験だけは、本当に数多く積み上げてきました。
そのため現場感覚が研ぎ澄まされ適応能力が高まりました。
定年後は、発見会の内外を問わず心の悩みに苦しむ若い人をサポートすることで、その能力を使いたいと思っている私です。
2022.5.24 一世