大阪水曜ほっと集談会、一世です。
いきなりですが、昨日のNHK のクローズアップ現代で特集された、
Z世代に人気のアーティスト、ちゃんみなさんに、衝撃を受けました。
その歌の多くは、実体験で怒りや悔しさや病んだ心を歌詞に織り込んで発信されています。
以前私は、傷ついたっていいじゃないかというブログをアップしましたが表現は違いますが、同じ思いを感じていたと思います。
とても共感させられたのは傷つくことや怒りの感情を持つことは自然なことであり、それは反面生きる力にもなり得るのではないかという事実です。
少なくとも私は、自分の神経質性格とそうして向き合いながら生きてきました。
私たちは、多様性に配慮しすぎて無難な人間関係で誤魔化していることもあるのでは、ないでしょうか?
更に行き過ぎた多様性はかえって生きづらさを生むのではないかと感じます。
そのような多様性疲れを感じるのです。
先日自助グループ内で、子供の話や孫の話をするのにも気を遣うという本音を吐露された方がありました。
以前は普通であった会話が今は、出来ない。
多様性を重んじるあまりに、知らず知らずの内に相手に踏み込むことに躊躇している自分を感じるのです。
※今日の森田博士の言葉
あやかるとは、うらましくて、その人のようになりたいと思いその人の謦咳にでも、接することである。
このあやかるの反対は、寄せつけないで排斥することである。
こんな人は縁なき衆生といってなかなか治りにくい人である。
2025.1.30 一世