空手の技も始めから誰でも出来るわけではありません。
空手の道場の稽古に前半2/3位は基本(その場基本・移動基本)の稽古に当てられます。
全ての空手道場がそうかはわかりませんが、私が習ってきたいくつかの流派の道場(極真系)は皆同じ様な体系でした。
ここで大切なのが基本の反復。
我が道場は徹底的なこだわりを持ちます。
基本で身体の動作、運足を繰り返して空手の技の土台を作る事が目的での稽古だと思います。
空手の基本稽古は初心者も有段者も、皆同じ事を繰り返し基礎をしっかりと練り、身体に刷り込まれるように稽古して技の中核を作り、応用である組手に活きていくのが正しい形の稽古と思います。
我が道場では、一つの技にこだわり、技の進入角度とか当てる部位と当たる部位を考え最適な方法を理論的に稽古します。
身体で感じて頭でも考えて五感をフルに使って生涯の武道として、諦めなければやっていて良かったと思える空手です。
押忍