花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

オミナエシ&カノコユリ白花

2012-08-15 09:15:49 | 日記

オミナエシ (オミナエシ科) 【和名、女郎花】
徳島県絶滅危惧 1類

秋の七草の一つ。日当たりの良い山地や野原に生える。茎は高さ1m内外。
女郎花は、オトコエシに対して全草が優しいので女性にたとえていう。
県内では、生育適地の減少、採取により個体数が激減している。











カノコユリ (ユリ科) 和名、【鹿之子百合】
徳島県絶滅危惧 1類
環境庁絶滅危惧 1B類

車で走っていると白花のカノコユリが見えたので撮影。


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シャクジョウソウ&シロシャクジョウ

2012-08-12 15:06:31 | 日記

シャクジョウソウ (イチヤクソウ科) 【和名、錫杖草】
徳島県絶滅危惧 1類
県内の分布は限られていて、個体数も極めて少ない。
山地の暗いこかげにはえる多年性の腐生植物。高さ20cm内外、花は長鐘形で淡黄白色。
(和名)錫杖花または錫杖草の意味で、花序を錫杖に見立てた。











シロシャクジョウ (ヒナノシャクジョウ科) 【和名、白錫杖】
徳島県絶滅危惧 1類
本州中部から南部の湿った樹下にはえる白色で無葉の多年性小草本、高さ6~15cmくらい。







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ベニシュスラン

2012-08-10 15:51:32 | 日記

ベニシュスラン 【ラン科】 和名(紅繻子蘭)
徳島県絶滅危惧 1類

暖地の常緑林下のやや湿った地にはえる常緑の地生ラン。
3cmほどの細長いロ-ズ色から黄味を混ぜた淡紅色の花をつける。
体に比べて異様に大きいのが注意をひく。
花期は7月上旬~8月中旬。
園芸用の採取、森林伐採など、県内では激減した。








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オオヤマサギソウ & ムカデラン

2012-08-08 07:01:53 | 日記

オオヤマサギソウ【ラン科】 和名、大山鷺草。
徳島県絶滅危惧 1類

針葉樹林の林縁におもにはえる地生ラン。
花は淡緑色あら黄緑色。白色のものまであるが、緑色の濃いものほど花期が早いのは、オオバノトンボソウとの交雑の結果かもしれない。花期は7月上旬から8月上旬。
県内では生育地がやや限られ森林伐採等により激減している。







ムカデラン【ラン科】 
徳島県絶滅危惧 1類
環境庁絶滅危惧 2類

向陽地で夜間に露を結びやすい岸壁や樹幹に着生する常緑の小型のラン。
花は淡紅紫色を帯びる。花期は6月上旬から8月上旬。
「和名」蜈蚣蘭は多数並列する葉をムカデの足にたとえたもの。
県内では生育地が極めて限られ、園芸用の採取、森林伐採により激減している。










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イワタバコ&ヒメノヤガラ

2012-08-03 07:21:07 | 日記


イワタバコ 【イワタバコ科】
本州、四国、九州から台湾まで分布し、山地の日当たりのわるい岸壁にはえる多年草。
和名、岩煙草で岸壁にはえ、葉がタバコの葉に似るのでいう。









ヒメノヤガラ 【ラン科】 和名、姫の矢柄。
徳島県絶滅危惧 1類 (県内では生育地が限られ、個体数も極めて少ない腐生植物)

花茎は7月下旬から8月上旬、急速に伸びて地上に現れ、上部に5~12花をつけ、ちょうどほおかぶりをしたように咲く。
開花の場所は、年々10~30cmずつ移動する。
北は岩手県花巻付近から、仙台付近、千葉県清澄山を経て関西、山陽、四国、九州に産し、大隅半島が南限。
シイタブ帯の上部からクリ帯にかけての、やや薄日のさす林内斜面に生じ、はなはだまれである。
















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