花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

マメヅタラン

2015-05-06 08:03:03 | 日記


マメヅタラン「ラン科」
徳島県、環境庁絶滅危惧「Ⅱ類」
茨城県と群馬県以南の表日本の山地の樹幹や岩上に着生する小形の常緑のラン。
葉の長さの2~3倍の高さに伸びた先に、小さな淡黄花を1個頂生して側向して開く。
和名はシダのマメヅタと似た葉をつけるからであるが、最初はマメランと呼ばれた。




















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花、四種

2015-05-05 08:57:59 | 日記



ナベワリ(ビャクブ科)
関東から以南、四国、九州の山中の暗い湿った傾斜地にはえる多年草。
茎は真直に1本立ち、高さ30~50㎝。
和名のナベワリは「なめわり」(舐めわり)という意味で、この葉には毒がある毒草。



ヨゴレネコノメソウ(ユキノシタ科)
各地の山中やふもとの湿った地にはえる多年草。







ヤマルリソウ(ムラサキ科) 山瑠璃草
本州、四国、九州の山地の木陰にはえる多年草。
茎は花茎状で、長さ7~20㎝。
花は初め淡紅色で後にるり色に変わる。







ホタルカズラ(ムラサキ科)
日当たりのよい山野の乾燥地や、林の中の半日陰の草地にはえる。
高さ15~20㎝。
和名、蛍蔓、蛍草、蛍唐草は緑の草の中に点々とるり色の花の開く様子を蛍の光にたとえたもの。







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イワザクラ

2015-05-04 08:32:47 | 日記


イワザクラ [サクラソウ科]
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」 環境庁絶滅危惧「ⅠB類」
本州中部以西、四国、九州に分布し、岩場に生える多年草。
葉は数枚根ぎわに集まり、軟毛のある長い柄をもち、円形で径4~7㎝。
初夏、高さ15㎝の花茎を直立し、頂に紅紫色の柄のある花を2~4個散形に開く。
サクラソウの仲間は、日本に十数種自生する。













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ハルリンドウ(白花)&フデリンドウ

2015-05-03 07:44:24 | 日記


白花ハルリンドウ「竜胆」 リンドウ科
日当たりの良い原野に生える二年生の小さな草。
高さ10㎝ぐらい。







フデリンドウ「筆竜胆」 リンドウ科
根は地中に直下して細く、茎は直立し高さ6~9㎝ぐらい。








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キンラン、ギンラン、キエビネ。

2015-05-02 08:27:49 | 日記


キンラン「金蘭」 ラン科
徳島県、環境庁ともに絶滅危惧「Ⅱ類」
東北地方南部から以西は九州にまで分布。
低地、広陵地の雑木林の中に生える無毛の多年草。
茎は直立し、高さ40~60㎝。
茎の頂上に総状花序をつけ、3~12個の花を開く、がくも花弁も黄色、半開に終わる。




















ギンラン 「銀蘭」 ラン科
徳島県絶滅危惧 Ⅰ類
キンランと同じように山野、広陵の雑木林の中に生える多年草。
キンランに似ているが茎はやせて細く、高さ15~20㎝。
分布、北海道、本州、四国、九州。







キエビネ (黄海老根) ラン科
徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」
環境庁絶滅危惧「ⅠB類」

暖地の林の下にはえる。花が鮮黄色で径が約3㎝。
分布、本州(紀伊半島)四国、九州。









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