Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

派遣部隊

2009-06-23 | 想い・雑感
癌が進行すると
体のあちこちに
仲間を派遣し始める
そして支部ができると
そこでさらに仲間を増やし
転移が成立する

転移が起きた段階で
癌は全身に散っていると考えることになる

そうなると
手術や放射線治療などの局所療法では対抗できず
抗がん剤などを用いた全身的治療が必要となる
ただ癌を鎮圧できる可能性は低い

未治療の癌が転移を起こした場合
大元の癌(原発巣)は大きくなっている場合が多いのだが
どこかから癌が転移して大きくなっているリンパ節だけが見つかり
いつまでたっても原発巣が見つからないことがまれにある

仲間を送り出した後
本部が自然消滅したのだろうか

体には予期せぬことがいろいろと起こる
医学 などといっても
当然そのすべてが見通せるわけではない