Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

内在

2009-07-08 | 想い・雑感

梅雨まだ明けず
夏未だしのこの時期に
虫の声が聞こえてくることがある
すでに秋もやってきている

生が既に死を内在しているように
季節が次の季節もその身に持っている

もともと内在しているものなのに
生と死を対比し
そこに線を引きたがる

何のために

運よく今を生きている

2009-07-08 | 想い・雑感
高跳びのとき
バーの向こうには
厚みがあって弾力のあるマットがおいてあり
選手たちは跳躍の後そこに落ちる
というのが今では見慣れた風景

昔は飛び終われば砂場に着地
というのが普通だった

私が小学校4、5年生のとき
陸上競技会で高跳びに参加したときも当然砂場
ライバルと私の二人が残った

跳べたり跳べなかったりという高さにバーが上げられた

跳躍
「バーを越えた!」
と思った次の瞬間
背中を砂場で強打した
「息ができない!」
教師が私を胸を伸ばし 胸を押した
息がつけた

その後自分としたら普通に戻ったと思ったが
友人たちは顔が真っ青だと言う

今にして思えば
息ができないと思った瞬間は
きっと心臓震盪を起こしていたのに違いない
腑が悪ければそのままあの世か脳障害の後遺症か植物状態
ボールその他で胸を強打し
若者が心臓震盪から命に関わる状況になることは決して稀なことではない

きっと気がつかないだけで
死は私たちのすぐ傍に寄り添っているのに違いない

たまたま生かされているだけに違いない

生かされている今
さて何をする