宇宙エレベーター 2009-09-10 | 想い・雑感 仕事帰りに遠回りをして 標高500mほどの高台に行くことがある 周りには小高い山々が見えるのみ 日常から一気に非日常へ 鳥や虫の声 風の音や肌触り 草のにおい それらに包まれながら コンクリート製のベンチに横たわる 今日の空はどこまでも青く 片隅に一刷毛の雲が見えるのみ 青い空のさらに向こうは 無限と思える宇宙へと連なる 宇宙エレベーター それが実現するなら 乗ってみたい などと思っているうちに 一時間ほど眠ってしまった 高台にやってきた 寒さを少し感じさせる冷気で 目を覚ました
低炭素 2009-09-10 | 想い・雑感 私の感じ方の問題かもしれないが 低炭素社会という言葉は なんとなくしっくり来ない と言って他の言葉も思いつかないのだが・・・ 低炭素社会 low-carbon society という言葉はどれくらい市民権を得てきているのだろうか エネルギー源として炭素を用いるのを少なくしえ二酸化炭素の排出を抑えると共に 植林その他で二酸化炭素の固定化を図る・・・ ということだろうと頭では理解できるのだが どうも炭素自体に対するネガティブキャンペーンの標語のように感じてしまうのだ 生物の体は様々な分子を取り入れ それをエネルギー源としたり 体の構成要素に組み込んだりして生きているのだが その分子の多くは炭素を骨格としたものである 例えば私たちのエネルギー源となる糖分は炭水化物と呼ばれる これは炭(炭素)と水から成り立つ分子である 脂肪だってその骨格は炭素である そう 私たちは炭素なしでは生存しえない もう少し炭素に礼をつくした標語ってないものでしょうか