Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

侵襲的処置

2011-08-11 | 想い・雑感
すこし腹具合が悪かったので
久しぶり(気がつくと8年ぶり)に
大腸内視鏡検査を受けました

2ℓの下剤を飲むのは
相変わらず一苦労
平気な顔をして飲みきってしまう方には
驚くしかありません

検査をしてみると
8年の間に多少のくたびれが出てきたようで
ポリープを2個取ってもらいました

なんと言うこともなく終わった検査なのですが
翌日から腹痛が出現
大腸に穴が開くような処置ではなかったので
恐らく傷ついた粘膜から腸内細菌が入り込み
リンパ節に炎症を起こしたのだろうと思います

ちょっとした処置でも
体を傷つける行為というのは
何らかの危険を伴なうものだと
あらためて思いました

塩分を取れば良い というものでも・・・

2011-08-11 | 想い・雑感
熱中症対策の中で
塩分補給が強調されすぎているように感じます
汗の中にNaClが含まれているのは事実ですが
運動中に流れるように噴出す汗と
じとっと出てくる汗では含まれるNaCl量が異なります

動き回って出る汗には塩分が多く
(と言っても1%も含まれていないはずですが・・・)
それに対し多少の塩分補給は大切でしょう

しかしじっとしていて滲んでくるような汗には
あまり塩分は含まれていないはず

それを十把一絡げにして
塩分補給を強調するのは感心しません
あまり動かないお年寄りの場合などは
補給しすぎれば塩分過多になる場合もあるのではないかと心配です

あまり塩分のふくまれない汗が出た場合には
高張性脱水といって血液の浸透圧は高まっています
そこへ無闇に塩分を補給すればますます浸透圧が高まる結果に

メディアはその辺のところまできちっと伝えてもらいたいものです