Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

ゴーストタウン

2011-09-10 | 想い・雑感
ひさしに掛かる看板が風に揺れ
酒場へ入る扉がパタパタと鳴る
西部劇に出てくるゴーストタウン

ゴールドラッシュの時代
人は金を求めてさまよい
それとともに町が現れては 消える
人が去り建物だけが残された町をゴーストタウンと呼ぶ

現代ならチェルノブイリなどは
ごく少数の住人がいるものの
ゴーストタウンと呼ばれることがあるようだ

これを日本語にすると
幽霊町とか死の町とかいう言葉になるのだろうか

原爆が爆発したのちに空から降り注ぐ灰を
死の灰と呼ぶのであれば
チェルノブイリなどはまさに死の町と呼んでもよいのかもしれない
決して生命が絶滅したわけではないにしろ

今ある大臣が
死の町という表現を使ったことが問題になっているらしい
配慮が足りないと言われればその通りだが
チェルノブイリと同等あるいはそれをこえる放射性物質をまき散らした事態を責めるべきで
その言葉だけで大臣に集中砲火を浴びせるのは言葉狩りだろう

事故自体に問題の焦点を当てれば
自民党議員を含め
多くの国会議員に件の大臣を責める資格などないのではなかろうか

これまで散々事後処理を遅らせてきた国会議員たちは
いい加減に言葉尻を捕まえて鬼の首を取ったような発言をする幼稚な活動をやめ
政治を動かしていただきたい

ただしこの大臣
汚いものをなすりつけるような動作で
「放射能つけた!」
などといったとか言わないとか
もし言ったなら
レベルは小学生か中学生
いやそれ以下かもしれない