ゆらぎ

家電製品や音楽などで
ゆらぎ　
という言葉が盛んに使われたことがあった

決して一定ではなく
ゆらぎがあるというのは
全てに通じることであるように思う

人の心もゆらぎ続ける
好きな事が嫌いになったり
好きの度合いが変化したり
やりたいことがそうでもなくなったり
頑張るぞ　という意気込みが萎えていったりまた吹き返したり

癌と言われて
そのショックから立ち直ったつもりが
やはり立ち直っていなかったり
覚悟ができたつもりがやはりできていなかったり
常に揺れ動く

そう考えると
日付の入った文章として
延命治療お断りと残っていても
その日の気持ちが示されていることにしかならないのではないか
と心配になったりする

その上何をもって延命治療と考えるか
という内容にもゆらぎがあるように思う

7年

　このブログを始めたのは確か1月だったなぁ、と思い見直してみると、2006年の１月４日が開始日だった。すぐやめるだろうと思っていたのに、今日まで続いている。新年を迎えて、日記を書き始めたことがそれまで何度もあったが、書くのは最初だけであとは白紙のページが続くのみ、の繰り返しだった。
　それを思うとここまで続くことはふしぎな気がするが、日記と大きく違い実際には知らない誰かと繋がっている感覚があり、時に反応が帰ってきたりするのである。このことが、ブログへ向かう気持ちを後押ししてくれているのだろう。
　カウンターを改めて見ると、ブログ開設から2559日、記事の数が2560件、均すと一日一文という勘定になる。ほとんど読み返すこともないが、よくもまあ本当にね。疲れてほとんど開かない月もあったりしたのにね。
　まあ、もう少し、ネット空間という宇宙に漂ってみようかな、と思う。