何か体に不調を感じれば
必要な検査を行う必要がある
分析的な西洋医学の俎上にのせ
問題があればその治療を行うのがまず第一
しかし体調不良というのは
検査で異常が見つからないことも多い
そうなると
疲れでしょう 気のせいでしょう 年のせいでしょう ・・・
ということになってしまう
異常がないといわれても
調子悪いけどなぁ
というとき漢方の出番です
私が漢方もなかなかいいなぁと思ったのは
約25年前
喉に何か引っかかるということで受診された方に対し
すぐに内視鏡検査を行ったが異常なし
そのことを説明したらそれでもいつもなにか引っかかるのです
と言われる
そこでたまたま講演会で聞いていた漢方薬で
そのような症状の時に使用するという漢方薬を処方したところ
数日後にその患者さんが突然来られ
すぐに症状が取れたけどこんなに強い薬を続けても大丈夫ですか?
と言われたのです
劇的症状改善に私もびっくり
それ以来異常はないけど症状ありの方に対し
少しでも症状を取ろうと時々勉強を重ねてきた次第
私はエキス製剤しか利用しませんが
ずいぶんと診療の幅が広がり助かっています